Jリーグ 最新ニュース
【写真:Getty Images】
北海道コンサドーレ札幌がホームで痛い黒星
明治安田J2リーグ第14節、北海道コンサドーレ札幌対ジュビロ磐田が6日に大和ハウス プレミストドームで行われた。札幌は前節、モンテディオ山形を相手に苦しみながらも先制点を守り抜き、3試合ぶりの白星を獲得し、順位は12位に上昇。前節、FC今治に3-3のドローに持ち込まれ、6戦未勝利となった9位の磐田をホームに迎えた。
通常より1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]
札幌は2戦連続スタメンとなったFWキム・ゴンヒやMF荒野拓馬、DF中村桐耶などが先発出場。磐田は2試合ぶりの先発となったMF倍井謙やMFジョルディ・クルークス、MF金子大毅などがスタメンに名を連ねた。
試合は立ち上がりからいきなり動く。磐田のDFリカルド・グラッサのロングフィードから倍井が裏へ抜け出し、そのまま右足でシュートを放つ。これがゴール左隅に決まり、磐田が開始1分で先制に成功する。
さらに20分、磐田が右サイドでFKを獲得すると、クルークスがPA内に速いクロスを入れる。これをグラッサが頭で叩きつけ、オウンゴールを誘発。磐田が追加点を奪う。
25分には、札幌のビルドアップを引っ掛けた磐田が速攻を仕掛ける。MF角昂志郎がシュートを放ち、ポストを直撃するも倍井が跳ね返りを冷静にMF金子大毅に落とす。金子がこれをゴール左隅にシュートして、磐田がリードを3点に広げる。
札幌はFKからチャンスを作り、FWアマドゥ・バカヨコがシュートを放つ。この跳ね返りをDF家泉怜依がシュートを放ちたたみかけるが、相手のブロックにあい、得点には至らない。
その後も札幌は攻勢を強める。右サイドのMF近藤友喜がクロスを入れるが、途中出場のFWジョルディ・サンチェスや中村には合わない。札幌は中々チャンスを作れないまま、前半を0-3で折り返した。
後半に入って、なんとか攻撃の糸口をつかみたい札幌だったが、中々シュートまでもっていくことができない。すると70分には、左サイドを駆け上がった倍井が突破し、シュート。ゴール右に決まり、磐田がダメ押しの4点目を挙げる。
しかし、札幌が反撃に打って出る。77分には中村が頭で折り返したところをサンチェスが左足で上手く合わせて1点を奪い返す。81分には、DF西野奨太のクロスに家泉がヘディングでゴールネットを揺らし、2点差に詰め寄る。
最後までゴールを狙う姿勢をみせた札幌だったが、追いつくことができず、ホームで痛い敗戦。磐田はアウェイで7試合ぶりの白星をつかんだ。
【試合結果】
北海道コンサドーレ札幌 2–4 ジュビロ磐田
【関連記事】
「4連敗の時と違う」北海道コンサドーレ札幌、西野奨太は言う“意味ある敗戦”だと。前向きな理由は「それだけの話」【コラム】
北海道コンサドーレ札幌は? J2戦力総合評価ランキング1〜10位【2025年】
北海道コンサドーレ札幌は大きく変わる。岩政大樹新監督が目指す理想像。「勝手に選手が見つける」サッカーとは【コラム】
【了】