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芸術的なゴール! 山本悠樹は蹴る前から確信していた。川崎フロンターレの同点ゴール「悟られないようにしよう」

text by 編集部 photo by Getty Images

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川崎フロンターレ 最新ニュース

川崎フロンターレMF山本悠樹
【写真:Getty Images】

山本悠樹が芸術的なFKゴールを決める

 明治安田J1リーグ第14節延期分、川崎フロンターレ対横浜FCがUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで14日に行われ、2-1で川崎が勝利を収めた。山本悠樹の正確な技術と、相手の隙を見逃さない洞察力から、試合を振り出しに戻す貴重なゴールが生まれた。

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 ファンウェルメスケルケン際が倒されて、川崎はFKのチャンスを得た。ボールの前に立った山本は冷静だった。

「壁ができた段階で、もうコースは空いていたんで、いかにそこに落ち着いて蹴るかだけだと思う。
もう壁ができた段階で入ったなと思った」

 ボールとゴールを結ぶ線の間に立った横浜FCの壁は1枚。GK市川暉記はクロスが来た際に反応できるような位置に立っていた。わずかではあるが、壁の右側をカーブをかけて通せばゴールを狙えると山本は踏んだ。

「悟られないようにしよう」

 山本は視線をゴール前に並ぶ両軍の選手たちに送る。ゴール方向を見すぎてしまえば、GKに悟られてしまう。「準備の段階ではもう完璧でしたし、あとはそこを通すだけ」。その言葉通り、壁の右を鋭く通して、ゴールへと向かう。市川も懸命に手を伸ばしたが、ボールはゴールへ吸い込まれた。

 同点に追いついた川崎は後半もチャンスを作り、84分にリードを奪う。家長昭博のループシュートはクロスバーに弾かれたが、これがオウンゴールとなってゴールネットを揺らした。

(取材・文:加藤健一)
 
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