フットボールチャンネル

「準備してきたもの出せた」北海道コンサドーレ札幌、後半戦白星スタートに岩政大樹監督「自信のある勝利」

text by 編集部 photo by Getty Images

Jリーグ 最新ニュース

北海道コンサドーレ札幌 岩政大樹監督

【写真:Getty Images】

北海道コンサドーレ札幌・岩政大樹監督が試合を総括

 北海道コンサドーレ札幌は21日、明治安田J2リーグ第20節で藤枝MYFCとアウェイで対戦し、1-3で勝利した。札幌は前半に先制し、後半に1点差に詰め寄られるが、終盤で追加点を奪い、藤枝を突き放した。岩政大樹監督が試合後のフラッシュインタビューに応じ、これまで取り組んできたものをリーグ後半戦初戦で出せたことを評価した。

JリーグはDAZNで全試合配信!
通常より1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]

「選手たちがたくましい戦いをしてくれましたし、3日前の天皇杯(2回戦・大分トリニータ戦)の後、サポーターの皆さんがブーイングではなく、声援で送り出してくれました。そのためにきょうは勝たなきゃいけないという話をしましたが、そういう結果になって良かったです」

 岩政監督はリーグ戦4試合ぶりの勝利を素直に喜んだ。前節のFC今治戦、天皇杯の大分戦と2試合連続で終盤に同点に追いつかれ、後味の悪いゲーム内容だっただけに勝ち切ることが何よりも重要だったのだろう。

 それもリーグ後半戦初戦。前半戦を13位で折り返した札幌にとっては巻き返しが必要であった。

 札幌は、前半に青木亮太が相手の自陣のミスを見逃さず、ロングシュートを決めた。後半に入って、白井陽斗の今季初ゴールで追加点も奪った。ところが、PKを与えてしまい、また試合終盤で失点を許してしまう。

 悪い流れが一瞬よぎったが、きょうの札幌は少し違った。途中出場の原康介がアディショナルタイムでダメ押しのゴールを奪って、しっかりと勝ち切った。

「2-0で終わって欲しかった。3-0が1番いいんですけども、ただ試合を通して選手たちがたくましく戦いましたし、準備してきたもの、もしくは半年間取り組んできたものを後半戦の 1発目で出せたということは非常に良かった」と積み上げてきたことが成果として表れたことを評価した。

 次節は28日、ホームでロアッソ熊本と対戦する。「まだこれからなので。ただ、選手たち(にとって)自信のある勝利だったと思います。戦い方含めて。それをホームでまたお見せして、サポーターの皆さんが後半戦に向けて期待を持ってくださるような試合をしたいと思います」と開幕2戦目に3-0で敗れた熊本を相手に、前半戦で積み上げてきたことを発揮する良い機会がやってきた。

【関連記事】
北海道コンサドーレ札幌は「チームを変える前に、個が変わらないと」。責任を背負う家泉怜依に変化が生まれている【コラム】
「だからこそもっと…」西野奨太は誰よりも長く頭を下げた。北海道コンサドーレ札幌を「自分が引っ張っていくんだ」【コラム】
「今後はもうないよ」キャプテン高嶺朋樹が危機感を口に。北海道コンサドーレ札幌のJ1昇格「それには程遠い」


【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!