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【写真:編集部】
新加入・谷村海那が勝負の後半戦へ抱負
横浜F・マリノスは15日、今週20日の名古屋グランパス戦に向けてトレーニングを行った。6日にJ2のいわきFCから完全移籍での加入が発表されたFW谷村海那が練習後、取材に応じた。最下位に低迷するマリノスに新たな風を吹かせられるのか。
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「まだ未知なので、どんくらいやれるかっていうのを楽しみにしています」
谷村にとって、はじめてのJ1の舞台はどうやらワクワク感のほうが強いようだ。現在27歳の谷村は国士舘大学を卒業後、2020年に当時JFLのいわきFCに加入。以降、クラブのJ3昇格、J2昇格に貢献した。昨季は38試合に出場し18得点を挙げ、得点ランキング2位タイとなり、J2ベストイレブンに輝いた。
今季もマリノスに加入するまで、いわきで22試合に出場し、チームトップの8ゴールをマーク。アンデルソン・ロペスのチーム離脱に伴い、谷村に白羽の矢が立った格好だ。
チームに合流してからおよそ1週間が経ち、「いわきより暑いんで、そこが慣れてないかなと思いますが、みんな明るく接してくれて、やりやすい環境でプレーできてるかなと思います」と少しずつ新天地にも慣れてきている。
谷村の武器はゴール前での駆け引きだという。「駆け引きからワンタッチゴールというのを常に狙ってやっているので、そういうプレーを見てほしい」と話し、「まだ周りから求められてることができてるのが少ないと思うんですけど、徐々に裏抜けだったり、中に入るタイミングだったり合わせていけたらなと思います」と指揮官の期待に応えていくつもりだ。
前半戦が終了し、依然、最下位に低迷するマリノス。この夏のタイミングでの移籍の意味も十分に理解している。
「チームとしては残留圏に行くことと、個人としては1点でも多く点を取ることだと思います。流れを変える選手にならなきゃいけないと思ってますし、それ以上に期待されてると思うんで結果で応えていきたいなと思います」
(取材・文:竹中愛美)
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