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【写真:Getty Images】
横浜F・マリノス大島秀夫監督が試合を総括
横浜F・マリノスは20日、明治安田J1リーグ第24節、名古屋グランパスと対戦し、3-0で勝利した。今季2度目の2連勝を飾った。2週間の中断明けとなった試合でマリノスは新戦力や怪我から復帰した選手を起用し、見事結果につなげた。大島秀夫監督は試合後の監督会見でゲームを総評している。
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マリノスは今季2度目の2連勝で3か月ぶりに最下位を脱出した。
7月6日にJ2のいわきFCから完全移籍で加入した谷村海那が35分、J1デビュー戦で初ゴールを挙げ、先制点を奪うと、47分にはヤン・マテウスが技ありのゴールで追加点を挙げた。さらに、試合終了間際に怪我から復帰した植中朝日がダメ押しの追加点を奪い、勝負を決めた。
大島監督はこの日のゲームを「この2週間空いた中で自分たちが準備してきたものを選手がしっかり表現してくれた。狙い通りにいった試合だったかな。最後は足つりながら苦しい場面ですけど、スタジアム全体の皆さんの後押しがあって最後まで走りきれた」と総括した。
最下位を脱出し、18位に順位を上げたが、残留圏の17位・湘南ベルマーレとの勝ち点差は3。残留のためには1試合ずつ勝利を積み重ねていくしかほかに方法はない。
「依然、厳しい状況なのは変わらないと思います。この次の試合までに時間があるので、もっともっと自分たちがやること、約束事含め、もっともっと精度をあげて、新加入の選手も入っていますし、全員でそこを理解して、共通意識を持って精度を上げていく、これに尽きるかなと思います」
チームはこの夏の移籍期間で谷村のほかに、ユーリ・アラウージョやディーン・デイビッドなどのアタッカーを獲得。さらに、負傷で戦列を離脱していた松原健やジェイソン・キニョーネスもこの試合で復帰した。
新戦力と既存戦力の融合がうまく進めば、そして、チームが目指す方向に全員が向かっていけば、ほしい結果はついてくるだろう。
(取材・文:竹中愛美)
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