Jリーグ 最新ニュース
明治安田J1リーグ第24節が20日に各地で行われ、名古屋グランパスは敵地で横浜F・マリノスと対戦し、0-3で敗れた。「戦術的な交代」を指揮官から告げられた森壮一朗は、J1初先発を果たしながらも前半のみでピッチを退いた。悔しさの残る一戦に対し、18歳のホープは「全然ダメ」と反省の言葉を残している。(取材・文:藤江直人)
名古屋グランパスのホープ・森壮一朗がJ1初先発!
2点のビハインドを背負って迎えたハーフタイム。敵地・日産スタジアムのロッカールームで長谷川健太監督から出された指示を、名古屋グランパスの18歳、森壮一朗は自戒の念を込めて受け止めた。
JリーグはDAZNで全試合配信!
通常より1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]
通常より1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]
自身に代わって河面旺成が投入され、3バックの左センターバック(CB)に入る。そして、それまで左CBを担っていた野上結貴が、森が務めていた右ウイングバックへ配置変換された。長谷川監督から「戦術的な交代、と言われました」と振り返った森は、さらに「悔しいです」と言葉を紡いだ。
「自分がまだまだ監督の信頼を獲得しきれていないというか、しっかりとプレーできていなかったからだと思うので。自分のプレーが少しばかり(失点に)響いていましたし、まだまだだと思いました」
愛知・東海学園高校3年生の森は、今年4月に名古屋グランパスU-18に所属しながらプロ契約を締結。そして、20日の横浜F・マリノスとのJ1リーグ第24節で出場3試合目にして初先発を果たした。
もっとも、ホープの脳裏には失点した場面が色濃く刻まれていた。35分に喫した先制点。ヤン・マテウスの左コーナーキック(CK)をファーでフリーだったエウベルが頭で折り返し、ニアにいたジェイソン・キニョーネスの頭をへて、真ん中にいた新加入の谷村海那が左足ボレーでゴールネットを揺らした。
一連の流れのなかでエウベルの存在に気づいたのが森だった。慌ててブラジル人アタッカーとの距離を詰めたが、余裕をもって折り返されたプレーを、森は「自分がマークする選手でした」と自らを責めた。
