細谷真大が同点弾
柏レイソルは22日、明治安田J1リーグ第27節で本拠地「三協フロンテア柏スタジアム」に浦和レッズを迎え、4-2の逆転勝利を飾った。この試合で貴重な同点ゴールを奪ったのは、FW細谷真大だった。その得点は、味方を上手く使いながら、沈めた圧巻のゴールだった。
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5位の柏と7位に位置する浦和の上位対決。2試合ぶりの白星を目指すホームチームだったが、5分にCKから長沼洋一にゴールを許すと、43分には松尾佑介に追加点を奪われ、2点を追う展開に。それでも54分、後半からピッチに立った瀬川祐輔の見事な得点で1点を返す。
そして迎えた83分、63分から投入された背番号「9」がチームに同点ゴールをもたらす。ボックス手前右で仲間隼斗からのパスを受けた細谷が、反転しながらボールを収めると、ゴール前に走り込んでいた瀬川にパスを送る。そのままサポートに入って、リターンパスを受けた23歳のストライカーは、左足でゴールネットを揺らした。細谷がボールを収めてから一連の流れが完璧なストライカーらしいゴールだった。
このゴールで試合を振り出しに戻した柏は、90分に小西雄大が逆転弾を奪うと、96分には久保藤次郎がダメ押し弾を奪い、4-2で勝利。勝ち点を「50」に伸ばしたリカルド・ロドリゲス監督率いるチームは、暫定ながら首位に再浮上した。
