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J1 6時間前

残留争いにJ2降格…。サンフレッチェ広島、暗黒期に輝いた5人。長い低迷期を支えたのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images
サンフレッチェ広島
残留争い、J2降格…。サンフレッチェ広島、暗黒期に輝いた5人【写真:Getty Images】



 3回のJリーグ優勝を誇るサンフレッチェ広島だが、その歴史は決して順風満帆ではなかった。J2降格や主力流出など、クラブが苦境に立たされた時期もある。それでも、そんな暗黒期を支え、希望の光を灯し続けた選手たちが存在する。今回は、暗黒期のサンフレッチェ広島で確かな存在感を放った5人を紹介する。[1/5ページ]

FW:佐藤寿人(さとう・ひさと)

佐藤寿人
サンフレッチェ広島の佐藤寿人【写真:Getty Images】



在籍期間:2005〜2016年
通算成績:478試合218得点43アシスト

 佐藤寿人は、サンフレッチェ広島在籍12シーズンで公式戦通算218ゴールを記録し、3度のJリーグ制覇に貢献したレジェンドストライカーだ。

 個人としてもJリーグMVPや得点王など数々のタイトルを獲得。一方で、その真価は栄光だけでなく、クラブの苦しい時代を支え続けた姿勢にも表れている。

 2005年にベガルタ仙台から加入すると、1年目からリーグ戦18ゴールを記録。翌シーズンも同じく18得点を挙げ、エースとしての地位を確立した。



 しかし当時の広島は、各ポジションに実力者を揃えながらも上位争いには食い込めず、結果を残し切れないシーズンが続いていた。

 2007シーズンには、自身3年連続となる2桁得点(12ゴール)を記録したものの、チームはリーグワーストの71失点を喫するなど攻守のバランスが崩壊。最終的にJ2降格という屈辱を味わうこととなった。

 当時の佐藤は、日本代表にも名を連ねる国内屈指のストライカーだった。

 当然のように複数クラブからオファーが届いたが、そのすべてを断り、広島への残留を決断。サポーターの前で「1年でJ1に戻る」と誓い、自らクラブ再建の中心に立った。

 翌2008シーズン、広島はJ2で圧倒的な強さを見せつけ、佐藤の言葉通り1年でJ1復帰を達成。その後は攻撃的なスタイルを武器にリーグ屈指の強豪へと成長し、2012年、2013年にはJリーグ連覇を成し遂げた。

 クラブの低迷期に背を向けず、自身のキャリアを懸けて広島に残った決断は、その後の黄金期を築く大きな礎となった。

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