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ショーン・キャロル

1985年イングランド生まれ。2009年に来日。「ニッポンとサッカー 英国人記者の取材録」の筆者。「Jリーグ Monthly」のレギュラー出演。高校サッカー、Jリーグ、日本代表など幅広く取材している。過去にはスカパーやNHK、J SportsなどのJリーグ番組出演も。

代表150キャップ達成の遠藤に対戦相手も脱帽「年齢は関係ない」

日本代表がイラクに1-0で勝利した試合で、遠藤保仁は自身が持つ男子日本代表歴代最多キャップ数を「150」に更新した。その功績に、チームメイトだけでなく対戦相手も賛辞を送っている。

英国人記者が考察する北朝鮮の現状。全力プレーで起こる負の連鎖

アジア杯に出場した北朝鮮だったが、2連敗を喫しグループリーグ敗退が決まった。技術の低さを自覚し、カウンターを武器に臨むも歯が立たなかった。今後、W杯や五輪に出場するには改革が必要だろう。

英国人記者がアジア杯序盤を総括。チーム間の格差と向上しないレフェリング

オーストラリアで行われているアジアカップも序盤を終えた。ここまでの対戦では、ドローがなく全て決着がつく展開となり、強者と弱者の差が浮き彫りとなった。さらに、アジアサッカー界で長年の課題となっているレフェリングの問題も続出している。

アジア杯大勝もまだまだ未完成のアギーレジャパン――。岡崎、遠藤らベテランが課題の方向性示す

日本代表はアジアカップの初戦なるパレスチナ代表戦を4-0と勝利で飾った。ゴールラッシュに加えて無失点と幸先の良いスタートだったが、これから先はさらに厳しい戦いが続く。大会を勝ち抜くためには、ベテランの力が不可欠だ。

「母国で最高の選手になれる」。ウズベク注目の21歳FWセルゲエフ。北朝鮮撃破の立役者に

オーストラリアで行われているアジア杯。ウズベキスタンは北朝鮮を1-0で下した。決勝点を挙げたイゴール・セルゲエフは若干21歳のストライカー。アジアでも注目の存在が早速その力を発揮した。

1ステージ制最終年、劇的な幕切れ、人種問題。英国人記者が振り返る日本サッカー激動の1年

フォルランの来日からスタートした2014年の日本サッカー。最終的にはガンバ大阪が劇的な三冠を達成した。しかし、その過程では人種差別など問題も少なくはなかった。

『MVP遠藤保仁』。元同僚が語る不朽のフットボーラー。冷静なメンタル、最高の技術で今なお進化

2014年のJ1MVPにはガンバ大阪の遠藤保仁が選出された。34歳となり、落ち目を迎えるかと思われたが、怒涛の巻き返しで3冠も目前。今なお進化を続けるフットボーラーを元同僚たちも称賛した。

降格危機のC大阪、社長辞任は正しいのか? 同じ失敗を繰り返しかねない責任逃れの“現代流切腹”

シーズン前にはタイトル獲得の大本命と言われながら、相次ぐ監督交代で降格の危機に瀕しているセレッソ大阪。岡野雅夫社長は、不振の責任を取って辞任を表明したが、それは本当の意味で「責任を取った」ことになるのだろうか。

“運命の選択権”を手にした清水。「J2経験なし」クラブの誇りは守れるか? 熾烈な残留争いに臨む

2014年のJ1も残り3試合。セレッソ大阪が降格圏の17位に沈み、清水エスパルスは残留圏ギリギリの15位に位置している。最終節までもつれる可能性もある熾烈な残留争いを制するのはどのチームなのだろうか。

昇格即“トレブル”の可能性を残すG大阪。大逆転での歴史的快挙なるか。浦和対鹿島のライバル対決がカギ握る

例年通り、熾烈な優勝争いが展開されているJ1。今季は浦和レッズ、鹿島アントラーズに加えて昇格組となったガンバ大阪がタイトルを狙っている。G大阪は、さらにナビスコカップでも決勝進出を果たし、天皇杯と“トレブル”の可能性を残している。

アギーレジャパン成熟への近道は“最終ラインの安定”。西川の元クラブメイト、森重と塩谷との相互理解が大きな武器に

ジャマイカ戦で1-0と勝利を挙げたものの、消化不良に終わった日本代表。アギーレ監督が求めるカウンターアタックを確立するために必要なものは“最終ラインの安定”だ。

“選手≠タレント”。大ブレークの武藤、過剰な注目は避けるべき。才能を育むのは周囲のサポート

FC東京のFW武藤嘉紀が大きな注目を集めている。Jリーグではルーキーイヤーながら25節終了時点で9得点を挙げ、ハビエル・アギーレ監督によって代表デビューも果たして初得点も決めた。しかし、選手をタレントのように扱う日本の風潮は、選手の成長にとって時に足かせとなる。

55.3%が“No”。国民を分断したスコットランド独立問題。英国人記者が示した見解、そしてサッカーに及ぼす影響とは

イギリスからの独立問題が大きな話題を呼んだスコットランド。国民投票の結果、反対多数でイギリスへの残留が決定したが、仮に独立が成立していた場合、サッカーにどのような影響を及ぼしていたのだろうか?

アギーレ監督が指摘する日本サッカーに足りないもの。“ずる賢さ”が『勝利を掴む方法』

ハビエル・アギーレ監督によって率いられた日本代表が最初の2試合を終えた。わずかな時間の練習と2試合ではまだまだチームは完成形に至らないが、アギーレ監督はどのようなチーム作りを進めていくのだろうか?

英国人記者が指摘。大きすぎる味スタは東京Vにとって有害。浮上のためにはホームを西が丘へ移転せよ

収容人数4万9970人を誇る巨大スタジアムをホームとするJ2東京ヴェルディ。しかし、彼らにとって味の素スタジアムは“大きすぎる”。味の素フィールド西が丘での試合は、よりサッカーを感じられる雰囲気を持っており、移転を求める声も多い。しかし、それには規約を緩和する必要が生じるが…。

香川の最適ポジションはトップ下か、中盤か。現地識者でも意見分かれる。確定的なのは出場機会の少なさ

ルイス・ファン・ハール監督の就任で息を吹き返したマンチェスター・ユナイテッド。しかし、香川真司に明るい兆しは見えない。移籍を望む声も残留を伝える報道もある中、現地ではどのような意見があるのだろうか?

Jリーグ恒例の“退団セレモニー”は必要か? 柿谷バーゼル移籍で泣き叫ぶファン、煽るクラブ。まるでSMAPのコンサート

Jリーグの選手が海外へ移籍するたびに開催される「退団セレモニー」。柿谷がセレッソ大阪からバーゼルへ移籍する際にも盛大に行われた。アイドルのコンサートのような空気を帯びたイベントをシーズン真っ只中に開催するべきなのだろうか。

「まだ同じレベルで戦えるわけじゃない」。小野、闘莉王、阿部が語るザックジャパンの敗因

ブラジルW杯を惨敗で終えた日本代表。かつて日の丸を背負って戦った選手たちは、今大会のチームをどう見たのだろうか? その言葉には、今後の日本サッカーが成長する上で重要なことが散りばめられていた。

英国人記者が見た日本代表。弱いメンタル、脆すぎる自信、間違えた戦術、JFAからの無理難題

1分2敗の惨敗でブラジルW杯を去った日本代表。相手との明確な差が露呈したコロンビア戦。この敗戦から見えた日本代表の課題とは?

“対戦相手の印象は?”メディアの無意味な質問に本音を語らなくなった選手たち。理解できる本田の取材拒否

インターネット上に日々溢れている選手コメント。対戦相手の印象や選手の体調、大会の目標…。しかし、これらほとんどは無意味な存在だ。何度も同じ質問を繰り返される選手のなかには、本田圭佑のように取材を拒否する選手も出て来ている。

レギュラー8人がコンディション不良、大会前は“調整”が最優先に。日本代表は本当に大丈夫か?

W杯直前合宿を終えたザックジャパン。しかし、4年間の集大成となる最大のトーナメントを控えながら多くの中心選手はフォームがピークからは程遠い状態にある。6月14日の初戦コートジボワール戦のピッチに立つ11人は見慣れない顔ぶれとなっている可能性もある。

英国人記者が大推薦。ザックよ、伊野波・清武・大迫よりも那須・工藤・大久保を選出せよ!

5月12日に迫ったW杯メンバー発表。これまで一貫した選手で戦ってきたザッケローニ監督だが、本大会に向けてどの選手を選択するのか。英国人記者が自らの視点で選手を選んだ。

絶不調、セレッソのエース・柿谷曜一朗が苦しむ重圧。解放の鍵を握るフォルランの経験

フォルランの加入によって動員数は大幅にアップしたC大阪。しかし、そのフォルランも未だ本調子とは言えず、柿谷は絶不調。優勝候補に挙げられたシーズン前の予想やW杯出場への重圧に苦しむ若きエースは、ウルグアイ代表FWの手助けを必要としている。

ACL、広島の勝利を盗んだ2度のPK。疑惑の判定はミスか故意か

ACLグループリーグ、FCソウル対サンフレッチェ広島で起こった2度の不可解なペナルティ。それは仕方のないミスだったのか? それとも故意に結果を左右した許されない事件なのか?

犠牲になった4万人、浦和への処分は妥当か?「JAPANESE ONLY」より悪質なこと

先週、差別的な横断幕により無観客試合の処分を受けた浦和レッズ。果たしてこの処分は妥当なのか? 以前にはそれよりも悪質なことをしていたのではないだろうか。

英国人記者が見た“名古屋の変化”。西野新監督はピクシー時代と何を変えたのか?

今季、西野朗監督を迎えた名古屋グランパス。監督が変わり、何人か選手が入れ替わった。名古屋に訪れた変化とは? まだ骨格の定まっていないチームを英国人記者が追った。

じわじわ増えるFC岐阜の外国人ファン。発端は「Gifu」を世界に発信し続ける英国人

今年、ラモス瑠偉を監督に招聘し、話題を呼んだFC岐阜。だが、それ以前から岐阜のことを“世界”に発信し続けている一人の英国人がいる。スチュワート・スミスという名の英国人は今季の岐阜をどう思っているのだろうか。

苦境の要因はマンU監督ではなく自分自身にあり――。英国人記者が分析する、香川真司に足りないこと

マンチェスター・ユナイテッドで苦しんでいる香川真司。モイーズ監督のスタイルへの批判も出ているが、英国人記者は香川が出場機会に恵まれないのはそのせいではないと語る。一体、香川には何が足りないのか?

【英国人記者の視点】Jリーグに提案したい、アメリカMLSとの提携

来季から2ステージ制となり、大きな転換期を迎えたJリーグ。今後の発展に何が必要なのか。日本在住の英国人記者は意外な案を提案する。それは、アメリカのMLSとの提携だ。

ユナイテッドのサポーターに聞く「KAGAWA」の評価

プレミアリーグで20試合出場6得点。サッカーの母国のサポーターが、香川に下した評価とはどのようなものなのか? 現地サポーター、メディア関係者の声に耳を傾けた。(翻訳:中島大輔)

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