負傷により今節は欠場する本田
3日、ミランに合流した本田圭佑は故障のため、4日のパレルモ戦の招集メンバーから外れた。左足首の捻挫だ。「昨日(2日)の練習中、他の選手と接触した際に足首をひねった。1週間から2週間のあいだ、彼を起用することができなくなった」とインザーギ監督は語った。
「回復するものと思い、ギリギリまで待った」と同監督は言う。しかし検査の結果、症状はスタッフの見立てよりも悪く招集を断念。チームバスがミラノ・マルペンサ空港へ向けて出発する少し前に、本田はクラブ関係者の運転する車でミラネッロから帰路についた。
代表戦から戻るなり、そのままミラネッロに立ち寄ったことは地元紙も取り上げていた。ただでさえアジアカップ後のコンディション不良が指摘される中、ハードな日程の中で筋疲労などが蓄積していなかったのかも気になるところだ。ただインザーギ監督は「戻ってきてから調子は良かった」と説明している。
いずれにせよ、続く2、3試合の欠場が予想される。「残念だ。彼の不在は痛手になる。高いインテリジェンスを発揮してチームをつなぐことのできる彼は、我々にとって重要な選手だ」とインザーギ監督は語っていた。
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