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バルサ、メッシ不発もマテューのゴールで勝利。苦しみながら首位をキープ

text by 編集部 photo by Getty Images

バルサ、メッシ不発もマテューのゴールで勝利。苦しみながらも首位キープ

セットプレーから1点をもぎ取り勝利したバルサ【写真:Getty Images】

【セルタ 0-1 バルセロナ リーガエスパニョーラ 第29節】

 スペイン・リーガエスパニョーラの第29節が現地時間5日に開催され、バルセロナはアウェイでセルタと対戦している。

 代表ウィークが明けて再開された欧州各国リーグ。首位バルサは前節クラシコでレアル・マドリーを破り、リーグ4連勝中。2位でライバルのマドリーは、同日行われた試合で9得点を記録し、勝ち点差1に迫ってきた。クラシコでの勝利を無駄にしないためにも勝っておきたい一戦で迎えたのは、前半戦に敗れているセルタ。

 代表に招集されたものの、負傷のため出場の無かったFWリオネル・メッシは、状態が心配されたが先発に名を連ねている。

 決定的チャンスは13分にまずセルタ。しかしこれをGKブラーボが左手一本で防ぐと、今度はバルサ。カウンターからメッシが切れ込み左足でシュートを放つ。しかし、こちらもセルタGKアルバレスがブロック。どちらもGKの攻守で得点はならなかった。

 ここからバルサが何度かチャンスを得るが、得点が奪えない。対するセルタは徐々に盛り返していく。30分過ぎからはセルタがペースを握り、バルサゴールへ迫る。

 セルタが攻め続けるものの、ゴールは生まれず0-0で前半を折り返した。

 前半押されていたバルサだったが、後半の48分にネイマールが左サイドを抜け出し中へ折り返す。これを中央のスアレスが決めたかに見えたが、ボールに関与していないはずのスアレスのプレーがオフサイドの判定となり先制とはならなかった。

 判定に泣いたバルサは53分にも左からネイマールが中央へ折り返し、メッシがシュートを放つが、枠をとらえることは出来なかった。

 後半は完全にバルサペースで進むが、セルタの固いディフェンスを崩せず得点が生まれない。

 得点が生まれたのは73分。バルサは左サイドPAの少し外側でFKを獲得。これをマテューが頭で合わせてようやく先制する。

 先制されてしまったセルタは87分にオレジャーナが退場。さらに厳しい状況となった。

 結局このままどちらも得点は生まれず試合は終了。セットプレーから1点をもぎ取り勝利したバルサは、8日にホームでアルメリアと対戦する。

【得点者】
73分 0-1 マテュー(バルセロナ)

【了】

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