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デパイの2G1AでマンUがCL本選出場に一歩前進。ラツィオ、スポルティングCPも先勝

text by 編集部 photo by Getty Images

デパイの2G1AでマンUがCL本選出場に一歩前進。ラツィオ、スポルティングCPも先勝
デパイのゴールを祝福するマンチェスター・ユナイテッドの選手たち【写真:Getty Images】

 チャンピオンズリーグ(CL)本選出場権を懸けたプレーオフの1stレグが18日に欧州各地で行われた。

 クラブ・ブルージュをホームに迎えたマンチェスター・ユナイテッドは、8分にマイケル・キャリックのオウンゴールという思わぬ形で先制点を許してしまう。だが、13分にメンフィス・デパイが相手5人を釘づけにする華麗な足技からゴールを陥れて同点に追いついた。

 今季初ゴールを奪って躍動するデパイは43分、ペナルティエリア左角から逆サイドのゴールネットを射抜く見事なミドルシュートを叩き込み、ユナイテッドは前半のうちに逆転に成功した。

 後半は相手を自陣に押し込む圧倒的な展開も、追加点を奪えなかったユナイテッド。10人になった相手に対し、終盤にはハビエル・エルナンデスとマルアン・フェライニが今季公式戦初出場。そして95分にデパイのクロスからフェライニが頭でダメ押し点を奪い、大事な1stレグを3-1でものにした。

 セリエAから参戦のラツィオはブンデスリーガ4位のレバークーゼンと対戦した。なかなかスコアが動かない展開になるが、77分に途中出場のケイタ・バルデ・ディアオがDFを引きずりながらのドリブルシュートでラツィオに先制点をもたらす。

 まだリーグ戦が開幕しておらず実戦感覚が心配されたラツィオだが、最後まで集中を切らさず1-0で逃げ切り1stレグを終えた。放出も噂されるケイタは異次元のフィジカルで勝利に貢献している。

 その他の会場ではカザフスタンのアスタナが1-0でキプロスのAPOELニコシアに勝利。ベラルーシのBATEボリソフはセルビアのパルチザンを1-0で下した。

 スポルティングCPはCSKAモスクワに2-1で競り勝った。ローマから半年ぶりに復帰したセイドゥ・ドゥンビアが同点ゴールを奪ってCSKAが踏みとどまったかに思われたが、82分にイスラム・スリマニが決勝点を奪ってホームのスポルティングCPが1stレグを制した。スポルティングの田中順也はベンチ外で欠場した。

 この結果を受けての2ndレグは26日にホームとアウェイを入れ替えて行われる。

 全5試合の結果は以下の通り。

アスタナ 1-0 APOELニコシア
BATEボリソフ 1-0 パルチザン
マンチェスター・U 3-1 クラブ・ブルージュ
スポルティングCP 2-1 CSKAモスクワ
ラツィオ 1-0 レバークーゼン

【了】

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