指揮官変われど変わらない代表の“固定化”。国内組、ベテランの所在は? ハリルに問う選考の是非

日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督が欧州組の視察をこなしている。しかし、訪問した面々のほとんどが主力として長く代表でプレーしている選手たち。原口元気や太田宏介といった新戦力になり得る選手は含まれていない。さらにJリーグで切磋琢磨する国内組や結果を残しているベテランに対する門戸も相変わらず狭いまま。指揮官の表明とは矛盾する選考となっている。

2016年02月18日(Thu)11時01分配信

text by 元川悦子 photo Getty Images
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「ケガの状態についての問い合わせもなかったです」

ヴァイッド・ハリルホジッチ
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督【写真:Getty Images】

 日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督がここ最近、精力的に欧州組の視察をこなしている。

 2月6、7日にはオランダで得点を量産しているハーフナー・マイク(デンハーグ)を激励。本田圭佑(ミラン)、長友佑都(インテル)のイタリア勢ともコミュニケーションの場を持ったという。

 13~14日の週末は、まずボルシア・ドルトムント対ハノーファー戦に訪れ、香川真司、酒井宏樹、山口蛍の3人とシグナル・イドゥナ・パルクで意見交換。その晩には香川と内田篤人(シャルケ)と会食した。

 翌日は長谷部誠(フランクフルト)、武藤嘉紀(マインツ)と昼食、川島永嗣(ダンディー)、岡崎慎司(レスター)、吉田麻也(サウサンプトン)の3人と夕食を摂るという非常に慌ただしいスケジュールを消化した。

 同じ欧州組でも原口元気(ヘルタ・ベルリン)や酒井高徳(HSV)、太田宏介(フィテッセ)らのところにはまだ顔を出していないのが、主力重視のボスニア人指揮官らしいところ。

 間もなく右足第5中足骨骨折から復帰する清武弘嗣も「僕はドルトムント戦に帯同しなかったのでハリルさんに会っていません。ケガの状態についての問い合わせもなかったです」と残念そうにコメントしていた。

 3月の2018年ロシアワールドカップアジア2次予選ラストのシリア・アフガニスタン2連戦に向けて、今は軸となるメンバーの状態を確認しておきたい意図があったのだろうが、ケガで長期離脱中の内田や武藤の3月合流は明らかに難しい。

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