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“モウとペップ”、マンチェスター・ダービーで再会。現代サッカーの二大名将、過去の直接対決を振り返る【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

2010/2011シーズン リーガエスパニョーラ第13節

ダビド・ビジャ
“マニータ”の3点目を挙げたビジャ【写真:Getty Images】

【2010/2011シーズン リーガエスパニョーラ第13節 バルセロナ5-0レアル・マドリー】

 セリエA連覇を含め、コッパ・イタリア、チャンピオンズリーグの3冠を置き土産にモウリーニョが次なる挑戦の場所として選んだのはレアル・マドリー。レアルは2シーズン連続で主要タイトルを逃していた。

 このクラシコを迎えるまでレアルはリーグ無敗。意気揚々とカンプノウに乗り込んだ。しかし、モウリーニョとグアルディオラのリーガ初対戦はバルセロナの完勝に終わった。9分のシャビの先制点を皮切りに、内容も圧倒し、終わってみれば5-0。5点目が決まったあと、ピケはスタンドに向かって手のひらを掲げた。

 5-0の勝利ということで、この試合はスペイン語で「片手」を意味する”マニータ”と称され、グアルディオラのサッカーをモウリーニョがどのように破るのかというペップvsモウのクラシコの構図が確立されるきっかけにもなった。

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