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岡山MF矢島が浦和復帰。名古屋FW永井がFC東京加入、“タイのメッシ”は札幌移籍へ

text by 編集部 photo by Getty Images

Jリーグ移籍
矢島(左)が浦和に復帰、チャナティップ(中央)は7月に札幌加入、永井(右)はFC東京へ移籍【写真:Getty Images】

 今季の明治安田生命Jリーグは全日程を終了し、各チームが新シーズンに向けて補強や戦力整理に動いている。

 19日にはリオデジャネイロ五輪に出場したU-23日本代表メンバーで、ファジアーノ岡山に所属していた矢島慎也の期限付き移籍期間満了にともなう浦和レッズ復帰が発表された。今季はJ2で35試合に出場し5得点3アシストを記録。岡山のJ1昇格プレーオフ進出に大きく貢献した。

 矢島はクラブ公式サイト上で「サポーターのみなさんの熱い声援と共に埼スタのピッチで戦えることを楽しみにしています。ただ、簡単に試合に出られるとは思っていません。この決断が間違ってなかったと思えるように、より意識を高く持ってプレーします」と意気込みを述べている。

 来季のJ2降格が決まっている名古屋グランパスは、日本代表FW永井謙佑のFC東京移籍を発表した。またブラジルのECバイーアからの期限付き移籍で名古屋に在籍していたFWグスタボは、来季からロアッソ熊本へ移籍することも発表されている。

 V・ファーレン長崎はFC東京からMF幸野志有人を完全移籍で獲得した。2013年にも同クラブ在籍経験を持つ幸野は3年ぶりの復帰となる。今季は夏からレノファ山口へ期限付き移籍し、8試合に出場していた。

 またタイ1部のムアントン・ユナイテッドは、同国代表MFチャナティップ・ソングラシンの北海道コンサドーレ札幌移籍を発表した。東南アジア最強を決めるAFFスズキカップで2大会連続MVPに輝いた“タイのメッシ”は来年7月から1年半の期限付き移籍でJリーグに参戦する。

 湘南ベルマーレは愛媛FCからFW表原玄太の完全移籍加入、ガイナーレ鳥取からFW宮市剛の復帰を発表した。モンテディオ山形のDF渡辺広大はレノファ山口へ完全移籍、ジェフユナイテッド千葉のMF富澤清太郎は契約満了にともなって同クラブを退団する。

 12月19日に発表された主な移籍は以下の通り。

矢島慎也(岡山→浦和、期限付き移籍期間満了)
永井謙佑(名古屋→FC東京、完全移籍)
グスタボ(名古屋→ECバイーア→熊本、期限付き移籍期間満了にともない所属元へ復帰したのち再度期限付き移籍)
表原玄太(愛媛→湘南、完全移籍)
宮市剛(鳥取→湘南、期限付き移籍期間満了)
幸野志有人(FC東京→長崎、完全移籍)
チャナティップ・ソングラシン(ムアントン・U→札幌、期限付き移籍)※7月に合流
渡辺広大(山形→山口、完全移籍)
ジョン・チュン・グン(FCナントII→横浜FC、完全移籍)
コルテース(新潟→サンパウロ、期限付き移籍期間満了)
カリウ(新潟→クリシューマ、期限付き移籍期間満了)
富澤清太郎(千葉→未定、契約満了)

【了】

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