決定機逸しチームは敗れるが――。マンC戦で本田が世界に見せつけたトップレベルのキープ力

CSKAモスクワはチャンピオンズリーグでマンチェスター・シティをホームに迎えたが、1-2で敗れた。本田圭佑は先発フル出場。先制点をアシストするとともに、抜群のキープ力で改めてワールドクラスの選手であることを示した。

2013年10月24日(Thu)11時37分配信

text by 内藤秀明 photo Kazhito Yamada / Kaz Photography
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劣悪なピッチ。スプレーで緑を“塗った”という報道も

 チャンピオンズリーグ・グループステージ第3節CSKAモスクワ対マンチェスター・シティの一戦は、ホームのCSKAモスクワが1-2で敗戦を喫した。日本代表MF本田圭祐はフル出場し、先制点をアシストするものの、勝利を掴むことはできなかった。

 前節のヴィクトリア・プルゼニ戦では、ピッチコンディションの悪さを理由にホームスタジアムでの試合開催を禁じられていたCSKAは、シティ戦ではホームスタジアムの使用を許可された。

 だが依然としてピッチコンディションは悪く、試合前には緑色のスプレーで土が露呈している部分を誤摩化そうとしているというニュースも報じられたが、どうやらその試みは無駄に終わったようだ。あちこち芝が禿げているのは誰の目にも明らかで、イレギュラーバウンドが多く、適応力が求められる一戦だった。

 そして高い技術に裏付けされた自信と、自信から来る落ち着きで、すぐに悪ピッチに適応したシティが試合開始からほとんど支配していた。だが、ダビド・シルバを中心にリズムを作るシティはチャンスを幾度も演出するが得点には至らない。

 すると32分、CSKAのGKイゴール・アキンフェエフがロングボールを蹴ると、本田がハビ・ガルシアに競り勝ち、ヘッドでボールをガルシアの後ろのスペースに逸らす。そのボールにゾラン・トシッチが反応して裏に抜け出すと、シティのGKジョー・ハートの頭上を越すループでネットを揺らしCSKAが先制する。

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