２８日に行われたヨーロッパリーグ（EL）・グループF第５節で、フランクフルトは敵地でボルドーと対戦し、１ー０で勝利した。MF乾貴士は、ベンチ入りしたが出場機会は訪れていない。

前半はどちらもシュートが少なく、なかなか得点のにおいはなかった。

しかし、後半立ち上がりの４８分、フランクフルトにビッグチャンス。右からのクロスをファーで折り返すと、ゴール前でカドレツがフリーになった。しかし、右足で放ったシュートは枠外に消えて、絶好の得点機を逃す。

すると、しばらくボルドーにチャンスが続く展開になった。５２分、フォベールの強烈なミドルシュートはGKの正面だったが、５６分にはセヴェのオーバーヘッドが枠をとらえた。しかし、ここもGKトラップに阻まれる。６４分にはGKと１対１になるが、みたびトラップに阻止された。

勝ち点１でグループ突破が決まるフランクフルトは、ドロー狙いの戦いにシフトしていったが、８３分に一瞬の隙をついた。右サイドをユンクが突破して横パスを出すと、バルネッタが華麗なターンからクロス。これにラニヒが合わせて、劣勢だったアウェーチームが先制した。

このゴールが決勝点となり、フランクフルトは勝ち点３を獲得。同組のもう１試合、APOEL対マッカビ・テルアビブが引き分けに終わり、フランクフルトの首位とマッカビ・テルアビブの２位が決まった。

グループC、GK川島永嗣が所属するスタンダール・リエージュは敵地でエスビャールと対戦した。すでに敗退が決まっているスタンダールは敵地で１ー２と敗戦。川島はベンチ入りしたが、出場しなかった。