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独紙評価:敗戦も岡崎は及第点

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ドルトムント相手に健闘
ドルトムント相手に健闘【写真:goal.com】

11月30日に行われたブンデスリーガ第14節、マインツ対ボルシア・ドルトムントは、アウェーのドルトムントが3-1で勝利している。フル出場を果たしたマインツFW岡崎慎司は、2試合連続ゴールとはならなかったものの、メディアによる評価は高めとなっている。

リーグ戦で指揮官として150試合目を迎えたマインツのトーマス・トゥヘル監督。前節、敵地でブレーメン相手に勝ち点3を収めたメンバーを変えずにドルトムント戦に臨んだ。

一方、ドルトムントのユルゲン・クロップ監督は自身の古巣マインツとの対戦に、元マインツのDFマヌエル・フリードリッヒや同クラブ下部組織出身のDFエリック・ドゥルムらを先発させた。

岡崎は17分、オーバーヘッドキックを試みるが、シュートは相手GKロマン・ヴァイデンフェラーの真正面に。ブンデスリーガ公式ウェブサイトのデータによれば、走行距離(12.09km)、スプリント(31回)、ラン(93回)と運動量の項目ではすべてチーム2位と活発な動きを見せている。

ドイツ『ビルト』はマインツに対するチーム平均点を3.15とした。岡崎には3とチーム2位タイの及第点をつけている。一方、『キッカー』(チーム平均点3.2)も3とチーム2位タイの採点をしている。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

また、地元『アルゲマイネ・ツァイトゥング』は、岡崎のプレーに3.5をつけ、以下のような寸評を掲載した。

「ドルトムントで一番強かったソクラティス・パパスタソプロスとのマッチアップとなり、ブレーメンで2ゴールを挙げた岡崎にとってはありがたくない試合だった。一度、フリーな状態で好機を迎えたが、驚いたのか、シュートは枠を外れた」

連勝が2でストップしたマインツは8位に後退した。次節はアウェーでニュルンベルクと戦う。対して3位と順位が変わらなかったドルトムントは、DFBポカールでのザールブリュッケン戦を挟んで、ホームに2位のレヴァークーゼンを迎える。

Goal.com

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