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独紙評価:2人の酒井はチーム平均以下の採点

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シュトゥットガルト、アウェー苦手のハノーファーに勝利
シュトゥットガルト、アウェー苦手のハノーファーに勝利【写真:goal.com】

7日に行われたブンデスリーガ第15節シュトゥットガルト対ハノーファーは、ホームのシュトゥットガルトが4-2で打ち合いを制した。シュトゥットガルトDF酒井高徳、ハノーファーDF酒井宏樹はそれぞれ右サイドバックでフル出場を果たしている。

第4節以降ホームで勝利のなかったシュトゥットガルトは、序盤に不安定な守備を見せながらも、MFモリッツ・ライトナーの3得点に絡む活躍で試合を制した。一方、今季のアウェー戦でいまだ白星なしのハノーファーは、幾度もサイドを破られるなど、課題を残す内容となった。

3試合ぶりにシュトゥットガルトのスタメンに復帰したDF酒井高は、後半には攻撃に参加する場面もあったが、何よりも守備に重点を置いた。チーム平均点3.09の『ビルト』、3.3の『キッカー』ともに、同選手を4と採点している。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

対してハノーファーの酒井宏は、シュトゥットガルトのサイドハーフに苦戦。ブンデスリーガ公式サイトによれば、チーム最高のボールタッチを記録しながらも、この一戦ではクロスを送り込むことがなかった。

ハノーファーの平均点が4.14だった『ビルト』は、酒井宏にチームメート4人と同様、最低タイの5をつけている。左サイドバックのセバスティアン・ポコニョリが単独ワーストの5だった『キッカー』(チーム平均点3.9)は、酒井宏を4.5と採点した。

また、地元メディア『ハノーファーシェ・アルゲマイネ』も酒井宏に4.5を付けている。寸評は以下のとおりだった。

「(シュトゥットガルトの)イブラヒマ・トラオレ、マルティン・ハルニクに対応するも、右サイドでの守備に大きな問題を抱えていた。攻撃面で刺激的なプレーはなかった」

ドイツ代表MFサミ・ケディラの弟、ラニ・ケディラが初先発を果たしたことで注目されたシュトゥットガルトは、この勝利で10位に浮上。次節は敵地ヴォルフスブルクに乗り込む。12位に後退したハノーファーは、ホームにニュルンベルクを迎える。

Goal.com

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