遠藤が回想するザックジャパン、アルゼンチン・韓国戦。発言から見えるベルギー遠征との共通点

ザックジャパンを支え続けた男、遠藤保仁。彼はチームのスタートをどう回想するのか。遠藤の発言からは興味深い事実が浮かび上がる。アルゼンチン、韓国との連戦とオランダ、ベルギーとの連戦の共通点だ。

2013年12月25日(Wed)11時30分配信

text by 元川悦子 photo Kenji Yasuda , Asuka Kudo / Football Channel
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「ザックさんはピッチ内では変貌すると思いますね」

 2010年10月4日夕刻。時折、小雨の振る埼玉スタジアムサブグラウンドに日本代表新指揮官のアルベルト・ザッケローニ監督が姿を現した。「これから新たな歴史を作っていこう」と出発前のホテルでのミーティングで選手たちを鼓舞するところから、本格的にチーム作りをスタートさせた。

 ザックジャパン初合宿に呼ばれたのは、2010年南アフリカワールドカップの主力である田中マルクス闘莉王、松井大輔、阿部勇樹、本田圭佑らに加え、新顔の関口訓充、金崎夢生らが加わった陣容だった。

遠藤が回想するザックジャパン、アルゼンチン・韓国戦。発言から見えるベルギー遠征との共通点
遠藤保仁【写真:Kenji Yasuda】

 過去にトルシエ、ジーコ、イビチャ・オシム、岡田武史と4人の指揮官に仕えてきた30歳の遠藤保仁はチーム最年長。代表経験豊富な彼もザック監督の指導法には興味津々だったことだろう。初日からフィジカル強化を念入りに行い、シーズン中にもかかわらずハードな2部練習を盛り込む新指揮官に、彼は好印象を抱いたようだった。

「ザックさんは普段は物静かなように感じますけど、ピッチ内では変貌すると思いますね。今回は時間もないし、今までやってきたメンバーも多いんで、特別なことは言っていないです。

 まあ、自分たちが持たれて嫌なところはどんどん消すっていうのはザックさんだけなくて、どの監督も一緒。基本的に相手に自由にプレーさせない、スペースを与えないことを意識しながらやりたいですね」と遠藤は淡々と語っていた。

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