若きタレント揃う“スーパーイーグルス”ナイジェリア。注目は“神を宿した”GKエニュアマ

アフリカ王者のナイジェリア。コンフェデでは力の差を列強に見せつけられたが、若いタレントが中心のため本大会までに一気に実力アップする可能性もある。プレミアリーグで活躍するミケルやモーゼス、神懸かり的なセーブを連発するエニュアマなど今回の“スーパーイーグルス”は攻守の軸がブレないのも特徴だ。

2014年01月07日(Tue)12時19分配信

text by 河治良幸 photo Getty Images
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人心掌握術に優れたケシ監督

 13年のアフリカネーションズカップで優勝し、6月のコンフェデレーションズカップに出場。グループリーグで敗退したものの、本大会の開催国で貴重な経験を積んだ。ナイジェリア人のケシ監督が重鎮のマルティンスやタイウォを構想から外すなど、世代交代を進めながらしっかりアフリカ予選を突破してきたことは評価に値する。

 ただ、コンフェデではスペインとウルグアイを相手にチームとしての力不足を露呈した部分もあるだけに、中盤で台頭したオナジやCSKAモスクワで本田圭佑とホットラインを形成したムサなど、成長著しい若手が1年間でどこまで成長を示すかどうかが躍進のポイントだろう。

 06年にトーゴ代表を率いて本大会を経験したケシ監督は非常にパーソナリティ溢れるボスだ。不満があれば辞意をほのめかすなどお騒がせな面もあるが、アフリカのチームのボスらしく、選手たちの人心掌握と的確な選手起用に定評がある。

 ケシが率いる若き“スーパーイーグルス”はオコチャやカヌ、オリセーを擁した98年のフランスW杯などに比べれば現時点で小粒感は否めない。

 だが現在のチームには新進気鋭の若武者が揃っており、本大会で化ける期待値は高いものがある。強みはエニュアマ、アンブローズ、ミケル、モーゼスと攻守の軸がしっかりしていることだろう。伝統的にパフォーマンスの波があるナイジェリアだが、彼らが要所を締めることで、逆境を力強く切り抜けながら自分たちのリズムに乗せていけるはずだ。

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