２６日に行われたセリエA第２１節、フィオレンティーナ対ジェノアの一戦は、３－３のドローに終わった。

３位ナポリが引き分けたため、勝ち点差を詰めたいフィオレンティーナだが、２７分にGKネトがアントネッリを倒したとしてPKを献上。抗議は実らず、これをジラルディーノに決められて先制を許す。５分後、今度はアンブロジーニが倒されて逆にPKを獲得し、これをアクライーニが決めて同点に追いついた。

ところが、フィオレンティーナは直後にアントニーニのゴールで再びリードを許してしまう。それでも、４２分に再びアクイラーニがネットを揺らして再度追いつくと、後半に入って５７分、アクイラーニがハットトリックを完成。ついに逆転に成功する。

だが、このリードを守りきることができず、フィオレンティーナは７８分にCKからデ・マイオの同点弾を許してしまう。アクイラーニの奮闘もむなしく、勝ち点１を得るにとどまり、ナポリとの勝ち点３差を縮めることができなかった。

そのほか、パルマはウディネーゼを、トリノはアタランタを、それぞれホームで１－０と下し、ヨーロッパリーグ出場ラインとなる５位インテルとの勝ち点差を１に縮め、エラス・ヴェローナに並んだ。

降格圏に低迷するリヴォルノとサッスオーロの一戦は、３－１でホームのリヴォルノが勝利。サンプドリア対ボローニャは１－１のドローに終わった。