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アジア制覇への道。クラブ史上初決勝ラウンド進出の広島含め4チーム中3チームが予選突破!

text by 編集部

4チーム中3チームがグループステージ突破に成功

 22日には、川崎フロンターレが韓国の蔚山現代とホームで対戦。引き分け以上で自力突破できる条件だったフロンターレは、小林悠、大久保嘉人、ジェシの得点により3-1で快勝。

 フロンターレは通算3度目のグループステージ突破であり、日本勢で決勝ラウンド16進出一番乗りを決めた。同組では首位にいるオーストラリアのウェスタンシドニーが、中国の貴州人和に5-0で大勝して1位通過を決めている。

 同じく22日は、横浜F・マリノスが中国の広州恒大とアウェイで対戦。突破の為には勝つしかないマリノスだったが、先に2点を先行される苦しい展開に。後半、齋藤学のゴールで一矢報いるも1-2で敗戦。日本勢で唯一のグループステージ敗退となった。

 23日には残りの2チームが登場。サンフレッチェ広島はオーストラリアのセントラルコーストとホームで対戦。スコアレスで迎えた後半、ゴール前の絶好の位置で獲得したFKを塩谷司がシュート。山岸智がその弾道を足に当ててゴールイン。この1点を守り切り、見事に突破を決めた。広島はクラブ史上初の決勝ラウンド16進出となった。

 同じく23日は、セレッソ大阪が中国の山東魯能とアウェイで対戦。前半にPKで失点するも、後半開始直後に柿谷曜一朗とフォルランのゴールで逆転に成功。その後、必死の守りで逃げ切りに成功。アウェイで勝利をおさめ、クラブ史上2度目のグループステージ突破を決めた。

 序盤こそ苦しんだ日本勢だが、終わってみれば4チーム中3チームがグループステージ突破に成功。

 決勝ラウンド16では、川崎フロンターレは韓国のFCソウルと、サンフレッチェ広島はオーストラリアのウェスタンシドニーと、セレッソ大阪が広州恒大とホーム&アウェイでそれぞれ対戦する。08年のガンバ大阪以来となる日本勢6年ぶりのACL制覇なるか。注目だ。

【了】

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