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フットボールサミット第21回

遠藤保仁、W杯を語る。日本サッカーが手にした知性

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フットボールサミット開催宣言

 サッカー界の重要テーマを多士済々の論客とともに議論する『フットボールサミット』第21回目の議題は「日本サッカーが手にした知性」です。

 5大会連続5度目のW杯出場は日本サッカーにどのような変化を生むのでしょうか。

 98年予選敗退、02年ベスト16、06年予選敗退、10年ベスト16。

 初出場からの過去4大会を振り返れば、W杯は出場するものから勝利するものへ。

 かつて遥か遠くの夢であった優勝でさえ、いまの日本代表にとっては現実的な距離で計れるだけの目標となったのかもしれません。

 何もかも未知の領域であった初出場から、先駆者は手探りで学び、次世代に受け継がれ、さらに積み上げてきました。

 数多くの経験から得られた知識は、日本サッカーが手にした知性であるように思います。

 そして日本代表は、そんな日本サッカーの叡智を集約させた存在となるはずです。

 2014年、ブラジルの地で日本が手にするものとは何か、現在の選手たちの視線の先にあるものとは何なのでしょうか。

 これまでに歩んできたW杯の歴史を振り返りながら、日本サッカーにおける知性とは何かを考察していきます。

フットボールサミット第21回 遠藤保仁、W杯を語る。日本サッカーが手にした知性

[Photo Gallery]
遠藤保仁、日本代表出場の記録

[INTERVIEW]遠藤保仁、W杯を語る。
「僕らが未来を背負ってる」 元川悦子

■今野泰幸が語る遠藤保仁論
体感してきた感覚の違う領域 西部謙司

■新手『ジョーカー遠藤』で日本代表はどう変わるのか
世界仕様の奇策がもたらすもの 北條聡

■遠藤保仁は作れるか?
『トラウムトレーニング』の理想型 鈴木康浩

■日本代表は進化してきたのか?
モデルチェンジが生み出したもの 西部謙司

[Photo Gallery]
Road to Brasil 日本代表の軌跡

■日本代表言語録 元川悦子
本田圭佑 生みだされた存在感 日本代表で貫く信念
香川真司 10番がのぼる階段 初舞台のワールドカップ
長友佑都 闘争心の象徴として日本代表に与えてきた推進力
内田篤人 異端のサイドバックが見据えてきたもの

■Jクラブ外国人監督の日本代表評
ネルシーニョ/シャムスカ
日本サッカーを知り尽くす智将たちの提言 鈴木潤/南間健治

■試合映像から紐解く対戦国分析
初戦・コートジボワールをスカウティングする 浅川俊文

[キム・ジンスのギリシャ戦回想録]
貫かれる堅守 速攻の極み
侮れない欧州中堅国ギリシャの狙い 大中祐二

■元代表ダニルソンが語るコロンビア
バルデラマ時代からの脱却 躍進する強さの理由 編集部

[日本代表ワールドカップの回顧録]
日本代表がワールドカップで学んできたこと
名波 浩/戸田和幸/福西崇史 原田大輔

■松井大輔 南アフリカで見てきたW杯
「打ち合いを挑むなら、打ち勝てよ」 元川悦子

■ブラジル行く前にこの5冊 海江田哲朗

■新連載 シリーズ第4回 日本サッカーの「土」をつくる
石崎信弘(モンテディオ山形監督) 海江田哲朗

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