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岡崎、チームの一体感を語る「誰かが犠牲になったとしても犠牲と思わない」

text by 編集部 photo by Getty Images

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岡崎慎司【写真:Getty Images】

 日本代表FW岡崎慎司は現地時間12日、ベースキャンプ地イトゥでの練習後に取材に対応した。

 この日は、ついにブラジル対クロアチアによる開幕戦が行われ、日本の初戦コートジボワール戦も残り2日。

 大一番を目前に控えたチーム雰囲気を問われると「日に日に自分がやってやろう、誰もがヒーロになってやろうという雰囲気を表に出しながらも、本心ではチームのためにやるんだという気持ちがある」と、一体感が生まれている事を明かした。

 さらに、「誰かが犠牲になったとしても犠牲と思わない気持ちを皆持っている。途中出場の選手が得点を決めていることで、それが試合にも現れている」と、自己犠牲の精神がチームに根付いているという。

 実際、自身は所属するマインツではセンターフォワードで起用されて15得点を記録。それでも代表ではサイドで起用されているが、だからこそチームの強みになれると語った。

「クロアチアはオリッチ、PSGではカバーニがサイドでやっている。他の選手の気持ちは分からないけど、その中でも最後には自分の色を出すのがプロ。それがチームのストロングポイントになる」

 2日後に迫ったコートジボワール戦に向けては「左右するのは死に物狂いで勝ちにいく気持ち。戻り切らなくて失点するようなことは避けたい。“あそこで行っていればゴール出来ていた”というのも出来る限り少なくしたい。切り込み隊長や特攻隊長的な役割は僕がやるべきこと。全開で試合に臨みたい」と、意欲を語った。

【了】

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