日本代表は現地時間13日、ベースキャンプ地のイトゥからコートジボワール戦の会場となるレシフェに移動し、前日練習を行った。

　練習後に記者団の取材に対応したFW香川真司は、試合会場となるスタジアム入りした心境について「すごくプレッシャーはあると思うけど、あとはみんなを信じて全員で戦うだけ」と語った。

　練習前には試合も観戦し、王者スペインを5-1という衝撃的なスコアで破ったオランダの戦いにヒントを得たという。

　「みんなハードワークして、ああいう戦いが必要になってくるんだと思う。取ってからすごく速かったし、常に相手の隙を突いていたので、僕たちも同じことが言える。必ずDFラインに隙があると思うので、それを僕らがうまく突けるかがポイントだと思う。全員で攻守においてハードワークしたい」

　そして、コートジボワール戦では「勝って日本というものを世界に知ってもらいたい」と野望を語り「今は全く知られていないと思う。自分たちのサッカーを追求してきたし、それを見せるため、それで勝つために来た。4年やってきたものをしっかりと出せるチームが強いと思うし、そういうチームになれるように」と、世界を驚かせることに意欲を燃やした。

　【了】

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