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【W杯・試合採点】オランダ対オーストラリア(グループB)

text by 内藤秀明 photo by Getty Images

オーストラリア代表の採点

GK 1 マット・ライアン 5.5点
 どれも対応が難しいシュートではあるが、3度相手にゴールを許した。

DF 3 ジェイソン・デイビッドソン 5.5点
 ロッベンに対してしつこいデフェンスで対応した。しかし、2失点目では、スピラノビッチと連携がとれず、最終ラインを上げ損ねた。

DF 6 マシュー・スピラノビッチ 5点
 空中戦は強かったが、地上戦に難あり。ボールをもっている選手に対するよせが甘かった。2失点目は、やや安易にラインをあげファン・ペルシーに裏をとられ、3失点目では、ウィルキンソンとの連携がとれず、デパイにフリーでシュートを打たせてしまった。

DF 19 ライアン・マッガワン 6.0点
 前半は悪くなかった。しかし、デパイが出てくると、一対一で苦しむようになった。

DF 22 アレックス・ウィルキンソン 5点
 1失点目は、ロッベンに簡単に逆をとられて抜き去られ、失点の原因に。また、他の失点にもからんでしまった。

MF 11 トミー・オアー 5.5点
 対面するヤンマートの守備に苦しんだ。また、ボックス内におけるプレー精度が低く、決定機を逃した。ただ、守備はさぼらなかった。

MF 15 ミル・ジェディナク 6.5点
 当たりが強く、中盤で奮闘。PKも決めた。

MF 17 マット・マッケイ 5.5点
 縦へのドリブルは魅力だが、決定的な仕事はできなかった。

MF 23 マーク・ブレシアーノ 6点
 豊富な運動量で、様々なエリアに顔をだし、攻撃をサポートした。

FW 4 ティム・ケーヒル 7点
 スーパーゴールを決めた。ケーヒルの勝負強さは、チームの武器だが、勝利にまでは至らなかった。

FW 7 マシュー・レッキー 6.5点
 存在感の薄かった前回の試合とは違い、スピードを活かしたドリブルで攻撃の起点になっていた。

交代選手

MF 13 オリバー・ボザニッチ 6点
 PKを誘発するクロスを送った。

FW 9 アダム・タガート 5点
 ほぼプレーに絡まず。

FW 10 ベン・ハロラン 5.5点
 ドリブルで違いを作ったが、結果には繋がらず。

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