フットボールチャンネル

原専務理事、監督を信頼もパワープレーには「それで勝てるメンバーではない」

text by 編集部 photo by Getty Images

20140621_daihyo2_getty
アルベルト・ザッケローニ監督【写真:Getty Images】

 ギリシャ戦から一夜明けた現地時間20日、日本代表はベースキャンプ地イトゥで全体練習を行った。

 日本サッカー協会の原博実専務理事は、練習後に報道陣の取材に応じ「昨日の結果は非常に残念」と0-0を悔やみながらも「ただ、逆に引き分けたことで混戦になった」と、ギリシャにも可能性が残ったことでコートジボワールにとっても難しい相手となるため、日本の可能性がより高くなったと強調した。

 また、アルベルト・ザッケローニ監督との関係を問われると「全て本音で言い合える関係」とコミュニケーションも良好であることを明かし、「あくまで意見として伝えるが、最後は監督が決断すること」と信頼も口にした。

 しかし、2試合連続で終盤にパワープレーを指示するなど、これまで実践してきたこととは違った戦い方をしていることには「普段と違っているとは思わない」としながらも、「状況によって色々な方法をとることは仕方ないが、それで勝てるメンバーではない。違う方法を設定してやっていかなければ」と本音を漏らした。

 コロンビア戦に向けては「我々がやることは勝ち点3と1点より2点を取ること。そのためにもコンビネーションや選手間の距離、組み合わせを再確認し、コンディションの良い選手を見極めていくことが大事」と語った。

【了】

関連リンク

代官山蔦屋書店、初のサッカートークイベントついに開催!
【ダイジェスト動画】ギリシャ戦 日本代表・大久保嘉人選手インタビュー
【ダイジェスト動画】退場者を出したギリシャを攻め込むも、日本代表は得点を奪えずスコアレスドロー
Fチャンワールドカップ2014ブラジル大会特設ページ
遠藤保仁、W杯を語る。日本サッカーが手にした知性
日本代表・山口蛍の『判断力』の磨き方
前セレッソ大阪監督『レヴィ―・クルピ』名伯楽が初めて明かす「若き才能の磨き方」
タイトルという形で恩返しを
柿谷曜一朗のサッカースーパーテクニックバイブル
大久保嘉人のサッカー攻撃テクニックバイブル

KANZENからのお知らせ

scroll top