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【W杯・試合採点】アルゼンチン対イラン(グループF)

text by 内藤秀明 photo by Getty Images

アルゼンチン対イラン 寸評

 グループF、アルゼンチン対イランの一戦は、アルゼンチン圧倒的有利も、得点が決まらない展開になる。ボールを持つのは、アルゼンチン。ポゼッション率はなんと79%。ただ、これはアルゼンチンが、イランの集中した鉄壁のDFの前に、攻めあぐねていたことも意味する。

 前半は、お互いチャンスなく終了。後半は、ややオープンな展開になり、アルゼンチンはパスワークで、イランはカウンターで決定機を迎えるが、お互い結局決めきれない。

 時間は刻々と過ぎていき、スコアレスドローで試合終了、イランは大きな勝ち点1を獲得…するかと思われた。しかし、後半46分に、エースがスコアを動かす。メッシが右サイドから、得意な形でカットイしてミドルを放つと、そのボールは見事ゴールに吸い込まれ、イランを天国から地獄に突き落とした。

 その後、イランに取り返す力なく試合終了。メッシの土壇場のゴールで、アルゼンチンが1-0で勝利をおさめた。

(文:内藤秀明)

【了】

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