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【コロンビア密着!】日本が挑む“無敗男”ペケルマン。主力温存はないが43歳GK出場の可能性も

text by 清水英斗 photo by Getty Images

43歳モンドラゴン「記録は私のものではない。コロンビアのため、歴史のためだ」

【コロンビア密着!】日本が挑む“無敗男”ペケルマン。主力温存はないが43歳GK出場の可能性も
モンドラゴンは「ファミリー」という言葉を繰り返し、今大会のコロンビアの結束の強さを伝えている【写真:Getty Images】

 記者会見の中で、モンドラゴンは「ファミリー」という言葉を繰り返し、今大会のコロンビアの結束の強さを伝えている。

「(43歳の誕生日を迎えたことについて)今日は特別な日。昨日は妻や息子や兄弟と、誕生日を祝った。だけど、代表チームはいわばセカンドファミリーだ。その一員であることを嬉しく思う。W杯に参加できて幸せだし、人生でいちばん幸せな時間を過ごしている」

 そして気になるのは、モンドラゴンにはW杯の最年長出場記録の更新がかかっていることだ。現在の記録は、1994年アメリカW杯に42歳と39日で出場した元カメルーンのFWロジェ・ミラだが、今大会で43歳のモンドラゴンが出場すれば、その記録を塗り替えることになる。

「個人の成功は、グループの成功だ。チームは家族として成り立っている。記録は私のものではない。コロンビアのため、歴史のためだ。しかし、決断の優先権はグループにある。素晴らしい試合をW杯で見せることがいちばん大事だからだ」

 もし、ペケルマンがモンドラゴンの記録更新を実現させるとしたら、それはおそらく日本戦になる可能性が高い。日本はこのまま大人しく、花道を飾らせてしまうのだろうか。それとも…。

【了】

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