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【W杯・試合採点】メキシコ対クロアチア(グループA)

text by 内藤秀明 photo by Getty Images

メキシコ対クロアチア 寸評

 グループA、最終戦、メキシコ対クロアチアの一戦は、お互いが中盤で潰し合い、決定機をなかなか作れない展開になる。それでも、時間が経つにつれ、主導権を握るようになったのは、メキシコだ。

 ただ、クロアチアも集中して守っているため、メキシコは、相手ボックス内には中々侵入できず、得点には至らない。結果、前半は、両者共に枠内シュート0で折り返す。

 後半に入ると、試合は一転、オープンな展開になる。すると、後半27分に試合が動く。メキシコのマルケスが、コーナーキックをヘッドで合わせ、先制点を決める。追いつきたいクロアチアは、3バックにして前線の人数を増やすが、それが裏目に出る。30分、前がかりになった状態で、カウンターをくらい、最後はグアルダードに決められ2点差。

 続けて、38分、エルナンデスにも決められて3点差まで点差は開く。87分には、ペリシッチが、意地の一発を決めるが、反撃もここまで。3-1でメキシコが勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。

(文:内藤秀明)

【了】

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