タイでプレーする下地奨インタビュー。Jリーグ、南米、そしてバイト生活を経て辿り着いた境地

2014年08月18日(Mon)14時00分配信

text by ASEAN FOOTBALL Link photo ASEAN FOOTBALL Link
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銀座のクラブでバイトしたことも。そしてタイへ

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銀座のクラブでバイトをしたこともあるという下地【写真:ASEAN FOOTBALL Link】

「とりあえず来シーズンが始まるまでも収入がないのでバイトしながらです。当時、僕は朝5時半に起きて1時間のトレーニング。その後、奥さんにはお昼過ぎまでパートに出てもらって、その間は僕は子供の世話。そして夜は僕が銀座のクラブでボーイのバイト。

 銀座のクラブで働いたのは、時給の良さもさることながら、日本の中心でお金を持っている人達に興味があったからです。というのも南米での挑戦で持っていたお金を使い果たしてしまった僕はお金について本気で学ぼうと決意していた時でもありました。

 まずは実際にお金持ちの人たちを研究したい、そんな思いからの行動でした。そんな生活を続けている中、来年も所属するはずのチームから『チームの会長が変わったから来年の契約は白紙』と連絡がありました。2012年11月頃ですね。

 自分の中では、“サッカーは終わった”と思った瞬間です。その後1ヶ月位全くサッカーはせず、今後の人生について考えましたね。けど考えに考えた結果、やっぱりサッカーをやりたいと自分の中で答えが出ました。それから知人の伝手を頼って、トライアウト受けにやって来たのがタイという国でした」

――タイに来てからBECに入団するまでは?

「タイに来る前に聞かされて話では既に興味を持ってくれてチームがあるので、まずはそこの練習に参加する予定でした。しかしタイに着いたら代理人に『違うチームに行くぞ』と言われ、まず行ったのがチョンブリーFC。そこでは3日間トレーニングに参加しましたが、契約には結びつきませんでした。

 ただ、タイのトップレベルであるチョンブリーFCでプレーしてみて、意外と手応えを感じることは出来ましたね。その後、一旦バンコクに戻って、ディビジョン1に所属しているBBCU FC(Big Bang Chula United Football Club) のトライアウトに参加。

 ゲーム形式のトライアウトに3日間参加した結果、チームは契約の意向を伝えて来ましたが、当時の代理人から『タイプレミアリーグのチームに挑戦しないかと?』言われ、自分的には契約出来れば(当時は無職だったので)チームはどこでもよかったので迷ったけど、ここまで来たら挑戦しようと腹をくくってタイプレミアリーグに所属するBEC Teroでのトライアウトを受けることにしました。その時点でBBCUの話はほぼ無くなったので賭けですよね」

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