タイでプレーする下地奨インタビュー。Jリーグ、南米、そしてバイト生活を経て辿り着いた境地

2014年08月18日(Mon)14時00分配信

text by ASEAN FOOTBALL Link photo ASEAN FOOTBALL Link
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試合に出られる喜び。充実したシーズン

「そしてBEC Teroでのトライアウトの最終日にタイプレミアリーグに所属するチームとの試合に出場して、3得点1アシスト。試合の後、GMが直接話しに来て『契約したいと』伝えられ、さらに『そのままチームに残ってくれ』と言われました。

 一旦日本に帰るつもりで飛行機のチケットも取ってましたけど、キャンセルしそのままチームに合流しました。今振り返ると、BBCUとの契約が決まりかけていて、BEC Teroのトライアウトを受けることにリスクはありましたけど、チャレンジしてよかったと思ってます」

――そのまま開幕を迎えたのですね? 初めてタイでのシーズンはいかがでした?

「チームに残ってそのまま2013年シーズンが始まり、試合にもコンスタントに出場することが出来ました。そこそこ活躍することが出来て、その年のTPLのオールスターチームにも選出されて、チェルシーとの試合にも出場しました。

 タイでの初めてのシーズンでしたけど、サッカーが出来る喜びの大きさがタイでプレーすることの苦労に勝ってましたね。練習に行って、一緒に練習する相手がいて、試合があって、給料がもらえて、プロ選手としてまたサッカーが出来る喜びが本当に大きかったです。2013年シーズンは(最後は怪我はあったが)充実したシーズンが過ごせたと思ってます。東京で一人で練習していた銀座でバイトしていた頃とは天と地の差ですね(笑)」

――それでもタイの環境 クラブ組織ならではの難しさはありましたか?

「母体の会社(BEC-TERO Entertainment Public Co – タイのエンターテイメント会社)がしっかりしているので、選手へのサポート体制も充実しています。ビザの手続などもサポートしてくれるので問題は特にありませんね。

 チームでは、現在の監督はブラジル人なのでポルトガル語でコミュニケーションし、またタイ人とは英語でうまくコミュニケーション出来てると思います。またタイ人選手も個人の技術は結構高いし、身体能力も低くないです。

 ただ、戦術的な部分では弱いのかなと感じてます。あと規律やプロ意識という意味では、日本人の感覚からすると低いです。でも代表に絡んでる選手は意識高くやってますね」

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