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Jリーグ 10年前

【J3→J2昇格争い】金沢・町田・長野、攻撃のキーマンは?

今年から新設された明治安田生命J3リーグもシーズン終盤に差し掛かり、クライマックスを迎えようとしている。現在の上位は
1位 ツエーゲン金沢(勝点56、得失点差+24)
2位 FC町田ゼルビア(勝点54、得失点差+31)
3位 AC長野パルセイロ(勝点52、得失点差+19)
となっており、勝点45で鳥取、39で盛岡と続いている。数値上は4位以降のチームにもまだ上位進出の可能性は残されているが、今回のコラムではこの上位3チームの得点のデータについて紹介しよう。

text by Football LAB photo by Asuka Kudo / Football Channel

J3内で最も得点を記録しているのは町田

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得点パターン

 今年から新設された明治安田生命J3リーグもシーズン終盤に差し掛かり、クライマックスを迎えようとしている。現在の上位は
1位 ツエーゲン金沢(勝点56、得失点差+24)
2位 FC町田ゼルビア(勝点54、得失点差+31)
3位 AC長野パルセイロ(勝点52、得失点差+19)
となっており、勝点45で鳥取、39で盛岡と続いている。数値上は4位以降のチームにもまだ上位進出の可能性は残されているが、今回のコラムではこの上位3チームの得点のデータについて紹介しよう。

 まず3チームの得点パターンを並べた。首位の金沢はセットプレー絡みのゴールが多く全体の23%。かつて清水などでプレーした辻尾真二が直接FKを2本決めており、大きな武器となっている。グラフで紹介しているデータはセットプレー直接もしくは直後のデータとなるが、セットプレー3プレー以内にまで幅を広げるとその割合は37.2%まで伸び、太田康介、辻正男、水永翔馬らがゴールを奪っている。

 J3内で最も得点を記録している町田は、さまざまなアクションからゴールを決めており多彩な攻撃を持つ。ロングパスからのゴール数、ドリブルからのゴール数がともにリーグ1位というケースは、ここ最近のJ1、J2を見ても極めてイレギュラーなデータだ。

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