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香川真司 10年前

「攻撃のイメージが持てなかった」。徹底マークに苦しんだ香川。コンデョション、連係面での課題を語る

text by 編集部 photo by Getty Images

「もっと連係を高めていく必要がある」

――香川選手自身もかなり警戒されているのでは?

「そうですね。今日は常にマークを受けている、っていう状態は凄く感じていました。ただ、そういうときにどう自分が生きるかっていうのは、考えていかなきゃ行けないですけど」

――逆にバイタル近くで自分が勝負出来たらもっとチャンスを作れた?

「そうですね。そこでボールを貰う機会っていうのも、今日はあまり無かったですし、攻撃のイメージが持てなかったっていうのがありました」

――ちょっと切り替えるしかない

「コンディションは上がっているけど、全てがパーフェクトではない。そういう意味では上手くコンディションを整えて、ケアしながらやっていきたいと思います」

――攻撃のイメージが湧かないというのは単に自分のコンディションの問題なのか、周りとの兼ね合いなのか

「もちろん全てにおいて問題というかね、相手も死ぬ気で守備してきますし。後はもっともっと連係を高めていく意味でも試合をこなしていく必要があると思うし、それは感じています」

――入った頃に比べると自分のプレーのイメージは膨らんでいるのでは?

「それは毎試合膨らんでいますし、手応えを感じているんで。それは個人的にはポジティブに感じています」

――ここで代表による中断期間が入る、というのは

「まあ、怪我人も帰ってきますし、代表明けでスタートが切れるんで凄く楽しみにしています。そういう意味では、いい時間なんじゃないかなって思います」

【了】

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