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本田圭佑 10年前

カリアリ戦、本田は中2日で先発へ。鬼才ゼーマン監督の“超攻撃サッカー”を凌駕できるか。先制点が鍵を握る

text by 神尾光臣 photo by Getty Images

中2日、本田はコンディションの良さを維持できるか

 相手をリズムに乗せたらラインを上げるのは難しく、本田もエクダルの攻撃やアベラールのオーバーラップに押し込まれ、守備を強いられることになるだろう。

 従ってミランにとっては、先制点が鍵となる。最初に訪れるチャンスを目ざとく突き、リードを奪った後で相手を攻めにこさせ、さらにカウンターで料理するという展開に持ち込むのが理想だ。

 無得点に終わったフィオレンティーナ戦でも、本田はコンディションの良さを引き続きアピールできていた。中2日で先発として使われるならば、彼の走力についてインザーギ監督から依然信頼があるということを意味する。

 精力的なランニングでカリアリのアップテンポを凌駕し、ゴールエリアへ走りこむプレイに期待したい。

 なおガゼッタ・デッロ・スポルトによる、両チーム予想スターティングメンバーは以下のとおり。

カリアリ(4-3-3)
GKクラーニョ、DFバルツァーノ、カプアーノ、ロセッティーニ、アベラール、MFクリゼティグ、コンティ、エクダル、FWイバルボ、サウ、コッス

ミラン(4-3-3)
GKディエゴ・ロペス、DFアバーテ、アレックス、ラミ、デ・シーリオ、MFボナベントゥーラ、デ・ヨンク、ムンタリ、FW本田、トーレス、エル・シャラウィ

【了】

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