日本代表は10日、豊田市内でホンジュラス戦(14日)に向けた合宿を開始した。
ここまで3度の代表ウィーク全てに招集されたFW武藤嘉紀(FC東京)は、すでにアギーレ体制の“顔”と呼べる存在になったが「慣れてしまうというよりも、初心を忘れずに。何が何でも結果を残すっていう気持ちで今回も臨みたい」と慢心はない様子。
新体制初戦のウルグアイ戦でデビューを果たして2戦目のベネズエラ戦で代表初得点、3戦目のジャマイカ戦で初先発と順調にステップを踏んできた。しかし、52分から途中出場した4戦目のブラジル戦後には「実力差が浮き彫りとなった」と世界レベルとの差を痛感していた。
それでも、武藤のような若手選手にとって“経験”は何よりもプラスになるもの。それだけに「しっかり学んだことを考慮したプレーができればいいと思う」と今後の2試合につなげていく意欲を語った。
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