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合宿復帰のアギーレ監督、殿堂表彰式出席は「日本にとってプラス」。ホンジュラス戦は「遠藤がスタメン」

text by 編集部 photo by Getty Images

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ハビエル・アギーレ監督【写真:Getty Images】

 日本代表は13日、豊田市内でホンジュラス戦(14日)に向けた前日練習を行った。

 ハビエル・アギーレ監督は、母国メキシコでのサッカー殿堂表彰式に出席するために今回の代表合宿を一時離脱。11日と12日の練習を欠席するという前例にない行動をとった理由について「以前から決まっていたので参加した。一生に一度のことなので今回限りだ」と語った。

 そして、「私は20年間、監督をしているが(チームの合宿を)不在にしたのは一度もなかった。そして殿堂入りを二度することはないので、こうしたことは二度とない」と今回が最初で最後であることを誓った。

 また、当の表彰式では「世界各国の関係者から日本サッカーと日本人選手についての質問を受けた。アメリカやヨーロッパで日本代表を見たいという話も聞いた。メキシコ国内の人たちも日本に興味持つようになった。日本サッカーにとってよかったと思う」と“営業活動”としてプラスになったことを喜んだ。

 しかし、選手からは緊張感の欠如を指摘する声や詰め込みでの練習となったことを不安視する声も上がっている。それでも「トレーニングもあらかじめプログラムしておいたので、問題なく計画したとおりにできていた」と問題ないことを強調。

 さらに、ホンジュラス戦に向けては「上手くいかない言い訳はまったくない。私がいてもいなくても、同じ内容のトレーニングができた。そして本日、私が戻ってきてからは直接選手と話をした。明日は上手くいくと思う」と自信を示した。

 就任会見では『将来性のある選手』を重視する意思を語っていたものの、今回の選手選考ではベテランを招集。その理由については「アジア杯が近づいてきている。1月のベースを作っていかないといけない」と、以前から考えていたような言い回しで述べた。

 その中でも、MF遠藤保仁について「彼がスタメンであることは伝えておこう。それ以外は言えない。遠藤対ホンジュラスの11人だ(笑)」と大きな期待をかけていることを明かした。

【了】

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