研究熱心だが勝負弱い。マリノス内定のモンベール監督の実像に迫る。日本への適応性は?

横浜F・マリノスの新指揮官にフランス人のエリック・モンベール氏が内定しているようだ。母国では、『指揮官』より『研究者』『育成者』として評価が高いが、果たして日本のサッカーメンタリティとフィットするだろうか。

2014年12月15日(Mon)13時30分配信

text by 小川由紀子 photo Getty Images
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『シティ絡みの案件で、行き先は横浜』

研究熱心だが勝負弱い。マリノス内定のモンベール監督の実像に迫る。日本への適応性は?
横浜F・マリノスの次期監督に、フランス人のエリック・モンベール氏が内定している模様【写真:Getty Images】

 公式発表はまだのようだが、横浜F・マリノスの次期監督に、フランス人のエリック・モンベール氏が内定している模様だ。

 青・白・赤のトリコロールをテーマカラーとするクラブに、フランス人監督は、イメージ的にもよく似合っている。

 モンベール氏は、リーグ2のル・アーブルで監督を務めていたが、10日水曜日、クラブの公式ツイッターが、『モンベールの、世界規模のプロジェクトに参画したい、という意志を受けて、クラブ側は辞任に応じた』と正式に発表した。

 2日前の月曜日に、モンベール自身が辞職を願い出たとのことで、フロントは承認しかねたが、『彼のもとに届いていたオファーが彼にとって非常に魅力的なものであることを理解し、引き留めることはできなかった』とクラブ側は話している。

 同日、レキップの電子版が、『マンチェスター・シティ絡みの案件で、行き先は横浜』と報じ、翌日の紙面には、『シティのフランス担当リクルーターの仲介で、シティの提携先クラブである横浜F・マリノスに入閣する』と、次の職場が横浜であることが明確にされていた。

 マリノス側からも、次期監督はシティのネットワークで探す、という情報が出ていたから、この人事にも合点がいく。

 この情報をつかんだのは、レキップTVの移籍関連情報の担当者で、この冬のメルカートネタを探っている間に得た情報らしい。

 モンベール氏は、1955年4月21日生まれの59歳。

 選手時代は、屈強なフィジカルを武器にしたミッドフィルダーだったが、プロクラブでプレーしたのは1シーズンのみ(ランス)で、29歳で指導者の資格を取得すると、早くからコーチ業のキャリアをスタートさせた。

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