様々なオプション。試されるベテランの力
アジアカップ連覇には遠藤らベテランの力が不可欠【写真:Getty Images】
「しっかりとチームの土台を作るって意味では非常に重要な期間ですし、勝ちながらそれを作っていければ、よりいい大会になるんじゃないかなと思いますけどね。
(複数の戦い方?)いいことですよね。早い段階からそういうふうにいろんなものにチャレンジしていくのは必要ですし、ここまで監督の思い描く色をなかなか出せないでいたと思います。
これだけ長い間いると、いろんなものにチャレンジしていこうっていう姿勢が出てくるのは当たり前なんで、それを自分たちがうまく吸収しながら、相手の戦い方によって自分たちもうまく変えられるチームにしていければいいんじゃないかと思います。
ただ、僕自身はあんまりフォーメーションは気にしていない。3枚もあまりやったことはないですけど、3でも4でも僕のポジションはあまり変わらない。難しさは感じていないです」
確かに本人が話すように、過去の代表を見れば、フィリップ・トルシエ監督がフラット3、ジーコ監督が4-4-2と3-5-2、イビチャ・オシム監督は4バックをベースにしたマンツーマン、岡田武史監督は4-2-3-1とアンカーを置いた4-3-3というように、布陣の変更は珍しくない。その全ての時代に生き抜いてきた遠藤は何が来ても驚きなど全くないはずだ。
アジアカップ期間中に国際Aマッチ150試合出場達成が確実視される。大ベテランの経験値が優勝のために必須なのは言うまでもない。
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→