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鹿島、押し込みながら1点に泣く。ACL連敗で早くも敗退の危機

text by 編集部 photo by Getty Images

鹿島ソウル
鹿島はACL2連敗で窮地に立たされる【写真:Getty Images】

【FCソウル 1-0 鹿島アントラーズ ACLグループH第2戦】

 AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)グループリーグ第2戦が4日に行われ、鹿島アントラーズはアウェイでFCソウルと対戦した。

 7日にJ1開幕戦を控えている鹿島だが、この試合には主力メンバーで臨んだ。前節ウェスタンシドニー・ワンダラーズ戦に敗れているだけに、何としても勝ち点3を持ちかえりたいところだ。

 前半は鹿島がFCソウルをチャンスの数で上回ったが、柴崎や遠藤が絶好の決定機を決め切れず、スコアレスのまま45分を終えた。

 後半に入っても押し気味に試合を進める鹿島は61分、カイオが左サイドから切り込んで狙いすましたシュートを放つが、GKキム・ヨンデに阻まれてしまう。

 そんな中、FCソウルは少ないチャンスを確実に生かす。66分、左サイドからのボールに対しエリア内で味方がコースを変え、ファーサイドで待っていたキム・ジンキュが強烈なボレーシュートを叩き込んで先制した。

 1点が欲しい鹿島は76分、周囲と噛み合わない場面が散見された高崎を下げて赤崎を投入するが、先制してより堅さを増したFCソウルの守備に大苦戦。

 後半アディショナルタイム、柴崎が左サイドからクロスを上げると、逆サイドから走りこんだカイオがシュートを放つ。だが、これもキム・ヨンデが右足1本でセーブし、再びカイオがこぼれ球に詰めたが、今度は枠を捉えられなった。

 そしてスコアは0-1のまま試合終了。鹿島はウェスタンシドニー・ワンダラーズ戦に続く連敗となってしまった。

 この試合に敗れた鹿島はACL2連敗で早くも窮地に立たされた。次戦は18日のアウェイで2連勝の広州恒大戦に挑む。

 ACL初勝利となったFCソウルは同日、ホームで高萩と田中擁するウェスタンシドニーと対戦する。

【了】

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