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クロップ監督退任余波? アーセナルがオーバメヤンを狙う

text by 編集部 photo by Getty Images

クロップ監督退任余波? アーセナルがオーバメヤンを狙う

アーセナルから関心を示されているというFWピエール=エメリク・オーバメヤン【写真:Getty Images】

 ボルシア・ドルトムントは、現地時間15日にユルゲン・クロップ監督が今季限りで退任することを発表。その影響は多くの所属選手にもありそうだ。17日の英紙『テレグラフ』は、FWピエール=エメリク・オーバメヤンにアーセナルが興味を示していると報じている。

 オーバメヤンは2013年からドルトムントに加入。30mなら世界最速の陸上選手ウサイン・ボルトよりも早いと言われたスピードを武器に、今季はリーグ27試合で12得点を挙げチーム最多得点を記録している。

 FWロベルト・レバンドフスキの抜けた穴を埋める形で獲得したFWチーロ・インモービレ、アドリアン・ラモスが期待した活躍を出来ない中で、ドルトムントの攻撃の中心として奮闘。本来のポジションではないCF(センターフォワード)のファーストチョイスとして起用されている。

 『テレグラフ』によれば、チャンピオンズリーグ(CL)のアーセナル戦での活躍がアーセン・ヴェンゲル監督の目に留まり、獲得を希望。アーセナルは4000万ユーロ(約56億円)の移籍金を支払う準備があるという。

 しかし、『ユーロスポーツ』によれば、オーバメヤンは2018年までドルトムントとの契約を残しており、満額の提示があったとしても同クラブがオーバメヤンの放出を許可しないと予想している。

 それでも、アーセナルはFWマルコ・ロイスにも再び関心を示しているという報道もあり、去就問題に揺れるDFマッツ・フンメルス、MFイルカイ・ギュンドアン、ヘンリク・ムヒタリアンを含めてクロップ監督退任で、今夏のドルトムントは忙しくなりそうだ。

【了】

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