MF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントは、現地時間15日に今季限りでの退任を発表したユルゲン・クロップ監督の後任を来週に発表する可能性があるという。ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOが17日のドイツ紙『オストヘッセン・ツァイトゥング』で明かしている。

　ヴァツケCEOは同紙に対し、「我々は、来週にしかるべき、そして合理的な解決策を伝える」と述べ、来週にも次期監督について発表することをほのめかせた。

　最有力としてマインツの元監督トーマス・トゥヘル氏の名が挙がっているが、同CEOは次期監督はまだ決まっていないことを強調。そして「まだ誰が新監督になるか分からない。そして、何も伝えることはできない」と話した。

　さらに「2部所属チームの監督ではないし、ドイツ語ができる人物。だが、トーマス・トゥヘルと決めつけることは危険だ」と、新監督の希望条件を明かした。

　また、スイス紙『ブリック』では、FW柿谷曜一朗の所属するバーゼルのパウロ・ソウザ監督が候補に挙がっているという話も出ている。

　ヴァツケCEOは「ドルトムントは個人より偉大なもの。ドルトムントの哲学は監督1人に依存せず、常に進化する。我々は(モットーの)“真実の愛”の通り、本物であり続けたい」と、ドルトムントにとって必要な監督を慎重に選ぶつもりだ。

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