日本人監督の下で急成長を遂げる北マリアナ諸島代表。高校生の主力2人が語る、サイパンサッカーの未来

2015年05月20日(Wed)15時00分配信

text by 舩木渉 photo Norman Del Rosari , Wataru Funaki
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「練習や試合をもっとハイレベルなものにする必要がある」

日本人監督の下で急成長を遂げる北マリアナ諸島代表。高校生の主力2人が語る、サイパンサッカーの未来
U-18代表キャプテンのエンリコ・デル・ロサリオ【写真:Norman Del Rosario】

――2人とも日本でのプレーに興味はありますか?

E&J「もちろん!」

J「僕は横浜F・マリノスが好きなんだ。母が日本人で、日本へ行くたびにJリーグを観に行っているうちに好きになった」

E「EAFFの大会に行く前、横浜FCユースと練習試合をしたことがあるんだ。大差で負けてしまったんだけどね。20点くらい取られたような記憶がある…」

――日本の選手たちと北マリアナ諸島代表の選手、どんなところに違いを感じましたか?

J「やっぱりパスが違う。速くて正確で、追いつけなかった」

――日本人の関口監督がやってきて、それ以前と変わった部分はありますか?

J「チームがより組織的になった。これが大きな変化だね。トレーニングが本格的なものになったし、テクニックが向上して戦術的な動きもできるようになっている」

E「彼は僕たちを大きく成長させてくれた」

――関口監督から受けた指導の中で最も重要なものは何でしょうか?

E「チームワーク、そしてハードワークすること。僕らはいつでもチームなんだという意識、これだね」

J「『当事者意識を持つ』ということも教えてくれた。他人を頼ったり、チームメイトにやらせたりするんじゃなくて、自分から進んで物事をこなさなければならないんだ」

――北マリアナ諸島代表はFIFAに加盟していません。今後チームがさらに良くなって、国際的な地位を獲得するには何が必要だと思いますか?

J「質の高い指導と、選手たちの意識の高さだと思う。一人ひとりがもっと本気でサッカーに集中しなければならない。練習や試合をもっとハイレベルなものにする必要があるしね」

E「同じことを考えていたよ。まずは選手達が本気になることだね。一部の選手は普段の練習に来ても、ただプレーしているだけなんだ。そうじゃなくて、もっとハードワークすることを求めていかなくてはダメだと思う。それらを継続していけば目標をクリアできるはずだから」

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