日本人監督の下で急成長を遂げる北マリアナ諸島代表。高校生の主力2人が語る、サイパンサッカーの未来

2015年05月20日(Wed)15時00分配信

text by 舩木渉 photo Norman Del Rosari , Wataru Funaki
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「居場所を奪われないように頑張らないと」

日本人監督の下で急成長を遂げる北マリアナ諸島代表。高校生の主力2人が語る、サイパンサッカーの未来
15歳以下のカテゴリでアシスタントコーチもしているジェーン・ジョイナー【写真:Norman Del Rosario】

――2人が子どもの頃に比べて、サイパンのサッカーのレベルが上がっていると感じますか?

E「昔に比べてトレーニングの質が全く違うし、プレーしている選手の数も増えた。レベルは確実に上がっていると思う」

J「僕は15歳以下のカテゴリでアシスタントコーチをしているんだけど、試合を見ても自分が15歳だった頃に比べても違うな、と感じる。たった2、3年前の話だけど(笑)。一部の選手は本当にうまいから、僕らも居場所を奪われないように頑張らないとね」

E「彼らが意識を高く持ってトレーニングに励めば十分にありうる話だね。気を付けないと(笑)」

――2人と同年代の選手は何名ほどいるのでしょうか?

E「U-18のリーグ戦には4チームが参加していて、それぞれに20人ずつくらいの選手が登録されている。だけど、その20人がすべて18歳や17歳というわけではなくて、もっと若い選手達も含まれているんだ。本当の意味で同年代となると各チームに10人ずつくらいかな」

J「15歳以下の若い選手はたくさんいるよ。でも、18歳より上で20代の選手はほとんどいない。みんな高校を卒業すると大学へ進学したり、仕事に就いたりするために島を出てしまうんだ。いまもアメリカの大学に通っていて、大会の度に帰ってくる選手が何人かいるよ」

――多くの選手は戻ってこないということですか?

J「そうだね。代表チームに入っていれば少し違うけど、ほとんどの選手は戻ってこないかな」

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