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香川、背番号10としての覚悟を示す「現状のままではいけないと分かっている」

text by 編集部 photo by Getty Images

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香川真司【写真:Getty Images】

 日本代表は15日、翌日に控えるW杯アジア2次予選のシンガポール戦に向けて練習を行った。

 シンガポールは自陣に引いてくることが予想される。そんな中、トップ下を主戦場とする香川真司は「簡単に崩せるとは思ってないので、粘り強く、積極的にトライしていきたい。立ち上がりが特に大事になってくると思うので、しっかり前半のうちに得点を取れれば」と、試合の展望を語った。

 先日のイラク戦では香川に加え、本田圭佑、岡崎慎司、宇佐美貴史が共にプレーした。攻撃陣の連係に関しては「もっとやっていきたいですし、ホンマの試合でやり続けないと。そこで結果残さないと自信は得られないんじゃないかと思います」と、今後さらに熟成させていく意思を示した。

「3トップが裏を狙って、自分がちょっとタイミングをずらして入っていく。そこはうまくやれれば」というように、アクセントをつける考えも香川にはある。

 2011年から背番号10をつけて戦ってきた。この4年間を香川は「結果としては物足りない」と話す。そして「責任感であったり、結果をこの4年でさらに求めていかないといけないし、現状のままではいけないのは分かってる。厳しくやっていきたい」と、決意を新たにした。

 代表の10番といえば、現在女子W杯を戦うなでしこジャパンの澤穂希もこの番号をつけている。女子サッカーのレジェンドについては「澤さんの実績や経験、結果もそうですけど、全然僕との比較にはならないと思うので、僕は僕でやりたい」と敬意を表した。

【了】

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