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人生初の主将務めたMF川村、終盤の連続失点悔やむ「体に当てないと防げない」

text by 編集部 photo by Getty Images

人生初の主将務めたMF川村、終盤の連続失点悔やむ「体に当てないと防げない」
なでしこジャパンのMF川村【写真:Getty Images】

【なでしこジャパン 2-4 北朝鮮 東アジア杯】

 なでしこジャパンは1日、中国・武漢で開催されているEAFF女子東アジアカップ2015で北朝鮮代表と対戦し、2-4で敗れた。

 カナダW杯で決勝進出を果たした日本は、リオ五輪に向けた戦力の底上げのため、今大会は若手主体のメンバーで臨んでいる。大会初戦となった世界ランク8位の北朝鮮戦は、相手にリードを許す展開が続くも、増矢理花と杉田亜未のゴールで2度同点に追いついた。しかし、後半途中から北朝鮮のカウンターに全く対応することができず、79分と81分にはラ・ウンシムに立て続けにシュートを決められ、結局試合を通して4失点を喫した。

 なでしこジャパンのMF川村優理は「最後のところで相手にシュートを許している。体に当てないと失点は防げない。そこが勝負の分かれ目なので、そこを大事にしていかないといけないと思う」と試合後にチームの課題を吐露。また、サッカー人生で初の主将を務めたことについては「苦しい時にもっとチームを落ちつかせられる選手にならないといけないし、もっともっとチームを引っ張っていける選手にならないといけないと思った」と今後の飛躍を誓った。

 なでしこジャパンは4日に中二日で韓国代表と対戦する。川村は「本当に負けられない試合ですし、どの国も強豪相手なので厳しい試合になると思うが、ビデオを観てしっかり反省し、次は絶対勝てるよう頑張りたい」と意気込んだ。

【了】

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