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海外での経験を自信に変える武藤「戦う姿勢はドイツでかなり揉まれた」

text by 編集部 photo by Getty Images

海外での経験を自信に変える武藤「戦う姿勢はドイツでかなり揉まれた」
武藤嘉紀【写真:Getty Images】

 日本代表は31日、ロシアW杯2次予選のカンボジア戦とアフガニスタン戦に向けて始動した。

 初めて海外から合流した武藤嘉紀は「多少なりとも時差ぼけはある」と明かしたが、「それを言い訳にはしたくないんで、早くこっちの時間に合わせて、いいコンディションで試合にのぞめるようにしていきたい」と強い意気込みで合宿に参加している。

 練習前には本田圭佑と「日本と海外のDFの違い」について意見を交わしたという武藤。その内容について日本のDFが「一発で来ないというか、FWの動きだったり、そういうのを見てから来る」のに対し、海外では「一気に前に取りに来る。逆にファーストタッチとかをうまく動かすことによっていなせる部分っていうのが多い」と、短い期間で経験した感覚を元に比較した。

 ブンデスリーガで初ゴールを挙げ、第3節のハノーファー戦では2得点で現地メディアからも絶賛された。すでにチームの主力として認められており、「戦う姿勢だったり、ファイティングスピリッツってところではドイツではかなり揉まれてきた」と自信に満ちあふれている。

 日本代表では成長した姿を見せ、W杯予選で勝利が求められる。武藤は「まずは日本の勝利に貢献するという気持ちで、とにかくチームのために走ることが大事。その次に自分自身をしっかりアピールして、得点だったりアシストという結果を出していきたい」と決意を述べた。

【了】

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