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相手の勢いに飲み込まれた鹿島。FW赤崎「相手の土俵で戦ってしまった」

text by 編集部 photo by Getty Images

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赤崎秀平【写真:Getty Images】

 明治安田生命J1リーグ2ndステージ第15節が24日に行われ、鹿島アントラーズは湘南ベルマーレに1-2で敗れた。

 ステージ優勝が遠のく、痛すぎる敗戦となった。試合開始から攻勢に出た湘南に対し、鹿島はボールを落ち着かせることができない。すると5分、カウンターから逆サイドに展開され、クロスから失点した。

 試合にうまく入ることができず、失点の場面では人数をかけて攻め込んでくる相手を捕まえきれなかった。2トップの一角で出場した赤崎秀平は「相手の土俵で戦ってしまった」と話し、視線を落とした。

 リードを許した後は鹿島が試合を支配したが、そこで決められず。逆に32分、セットプレーから追加点を献上した。

 後半は相手が守備意識を高めたことで鹿島がボールを支配した。だが、赤崎は「ハーフタイムで一息つくまで流れを変えられなかったのが、この結果に繋がってしまった」と、前半のうちに修正できなかったことが敗因だと述べた。

これでリーグ制覇は厳しくなった。「レッズ戦、ガンバ戦もそうですけど、大事なところで勝ち切れない。情けないです・・・」と悔しさを滲ませていた。

【了】

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