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1強時代は終わるのか。ブンデスの、ドルトムントの行方を左右するバイエルンの「プレゼント」

バイエルンはジョゼップ・グアルディオラとの契約満了に近づいている。去就に関しては様々な憶測が飛び交っているが、仮に退団となればブンデスリーガにとって大きな変革となるだろう。特に他国リーグであれば首位クラスの戦績を残すドルトムントにとっては…。

text by 本田千尋 photo by Getty Images

「思いがけないクリスマスプレゼントがある」

1強時代は終わるのか。ブンデスの、ドルトムントの行方を左右するバイエルンの「プレゼント」
13年6月に就任したジョゼップ・グアルディオラ監督とバイエルンとの契約は、16年6月30日までとなっている【写真:Getty Images】

 スペインからやって来た異能のカタルーニャ人指揮官の行方は、今、ドイツ国内のフットボールを取り巻く関心事の1つだ。

 13年6月に就任したペップとバイエルンとの契約は、16年6月30日までとなっている。現行の契約が切れるまで、既に1年を切った。ペップ・グアルディオラは、2016年7月以降もバイエルン州ミュンヘンに留まるのだろうか。

 2015年11月9日付の『キッカー』誌は「グアルディオラ:決定は休止する」と報じた。同誌は「カール=ハインツ・ルンメニゲ(60)はクリスマス前の思いがけないプレゼントについて話をする。それからグアルディオラの未来は告知されるだろう」と小見出しを付けている。

 ブンデスリーガの第12節でバイエルンが4-0でシュトゥットガルトを下した後に、ルンメニゲ代表取締役が口を開いた。

「私は指揮官に伝えた。まず前半戦が終わった後で話がしたい、とね。なぜなら我々は今、前半戦に完全に集中するつもりだからだ」

 バイエルンの2015年は、12月19日の土曜日に全日程を終了する。ブンデスリーガの第17節、ハノーファーとのアウェイゲームだ。ルンメニゲは「それから思いがけないクリスマスプレゼントがある」と言う。

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